伊藤忠商事、再エネ発電アセット投資ファンド設立

7月24日、伊藤忠商事株式会社(伊藤忠商事)は、北米(米国及びカナダ)の再生可能エネルギー発電資産を対象とした投資を行うファンド、Overland Capital Partners, L.P.を設立したと発表した。

本ファンド設立に際しては、三井住友信託銀行株式会社(三井住友信託銀行)と共同でファンド事業の構想、投資家の募集活動等を行ってきた。今般、三井住友信託銀行、芙蓉総合リース株式会社及び、東急不動産株式会社が出資を決定、第一次クロージングを行った。今後も投資家の募集を継続、本ファンドを通じ、20億ドル程度の再エネ事業を行う予定である。

本ファンドは、伊藤忠商事100%子会社のTyr Energy, Inc. 社(Tyr Energy)が新たに設立する子会社を通じGeneral Partner(GP)として運営、北米の再生可能エネルギー発電資産への投資を行う。三井住友信託銀行と連携し、国内を中心とした機関投資家に対し、成長著しい北米の再エネ市場における優良な投資機会を提供する。

【参照ページ】
北米における再生可能エネルギーファンド設立について

関連記事

おすすめ記事

  1. ウェルビーイングとは?5つの要素から企業に求められる対応を解説

    2024-5-15

    ウェルビーイングとは?5つの要素から企業に求められる対応を解説

    上場企業であれば気候変動の情報開示が当たり前になってきたのと同じく、人材のウェルビーイングの実現に…
  2. CSRDとは。日本企業に与える影響と今すぐできる対応を紹介。

    2024-5-7

    CSRDとは。日本企業に与える影響と今すぐできる対応を紹介。

    CSRD(Corporate Sustainability Reporting Directive…
  3. ESG投資とは。改めて考える重要性とESG経営のメリット・今後の課題

    2024-4-30

    ESG投資とは。改めて考える重要性とESG経営のメリット・今後の課題

    ESG投資の流れは国内外において拡大を続けている分野であり、注目を集めている。投資家のニーズに応え…

ピックアップ記事

  1. 2025-7-1

    カナダ年金基金、2030年までに4,000億ドルの気候投資

    6月19日、カナダの大手機関投資家であるケベック州貯蓄投資公庫(CDPQ)は、2050年ネットゼロ…
  2. 2025-7-1

    GRI、サステナビリティ報告のデジタル化を促進する新「サステナビリティ・タクソノミー」を発表

    6月19日、GRI(Global Reporting Initiative)は、新たに「GRI S…
  3. GRI 102/103 新基準の実務チェックポイント:IFRS/ISSB基準と一部整合へ

    2025-6-30

    GRI 102/103 新基準の実務チェックポイント:IFRS/ISSB基準と一部整合へ

    サステナビリティ情報開示における基準間の整合性の確保は、ますます重要な課題となっている。CSRD(…

““登録03へのリンク"

ページ上部へ戻る