伊藤忠商事、再エネ発電アセット投資ファンド設立

7月24日、伊藤忠商事株式会社(伊藤忠商事)は、北米(米国及びカナダ)の再生可能エネルギー発電資産を対象とした投資を行うファンド、Overland Capital Partners, L.P.を設立したと発表した。

本ファンド設立に際しては、三井住友信託銀行株式会社(三井住友信託銀行)と共同でファンド事業の構想、投資家の募集活動等を行ってきた。今般、三井住友信託銀行、芙蓉総合リース株式会社及び、東急不動産株式会社が出資を決定、第一次クロージングを行った。今後も投資家の募集を継続、本ファンドを通じ、20億ドル程度の再エネ事業を行う予定である。

本ファンドは、伊藤忠商事100%子会社のTyr Energy, Inc. 社(Tyr Energy)が新たに設立する子会社を通じGeneral Partner(GP)として運営、北米の再生可能エネルギー発電資産への投資を行う。三井住友信託銀行と連携し、国内を中心とした機関投資家に対し、成長著しい北米の再エネ市場における優良な投資機会を提供する。

【参照ページ】
北米における再生可能エネルギーファンド設立について

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