JPモルガン、複数プロバイダーからESGデータにアクセス・統合可能な機関投資家向けソリューションの提供を開始

6月13日、J.P.モルガン・セキュリティーズ・サービスは、機関投資家を対象に、複数のサステナブル・インベストメント(SI)データプロバイダーからESGデータの抽出と価値の最大化を可能にし、社内外のSIデータ活用の課題を解決することを目的とした新しいプラットフォーム「Sustainable Investment Data Solutions」を立ち上げたことを発表した。

本ソリューションは、JPモルガンの機関投資家向けクラウドベースのデータ管理・分析・レポート作成プラットフォームであるFusionで利用でき、Bloomberg、Equileap、FactSet、ISS ESG、MSCI、RepRisk、Revelio Labs、S&P Global、Sustainalyticsなどのデータプロバイダーとの提携を含んでいる。

本ソリューションの主な機能には、プロバイダー間のデータの互換性をサポートし、共通の識別子でデータを強化・標準化されたフォーマットでデータを提供するデータ正規化や、投資家が複数の企業階層を管理し、SIデータにギャップがある企業のデータを推定するデータ伝播ルールを設定できる階層管理、カスタム投資可能宇宙の包含・除外基準の作成と管理を行うスクリーニング、階層伝播とスクリーニング用の指標をカスタマイズできる計算がある。

【参照ページ】
(原文)J.P. Morgan Launches Sustainable Investment Data Solutions for Institutional Investors
(日本語訳)JPモルガン、複数プロバイダーからESGデータにアクセス・統合可能な機関投資家向けソリューションの提供を開始

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