Loop、事業拡大のため約57億円を調達

Loop、事業拡大のため約57億円を調達

10月3日、EV充電インフラのスタートアップであるLoop Globalは、同社の米国事業の成長と新たな国への進出を支援する目的で、シリーズA資金調達ラウンドで4000万ドル(約57億円)を調達したことを発表した。

2019年に立ち上げられたLoopは、商業、多世帯住宅、フリート、自治体の不動産所有者がEV充電をより身近で容易に導入できるようにすることを目的に、ターンキーハードウェア、ソフトウェア、継続的な運用サービスベースのソリューションなどのEV充電ソリューションを提供している。同社は現在、米国全50州および世界15カ国でEV充電ソリューションを提供している。

本資金調達は、不動産技術に特化したベンチャーキャピタル会社 Fifth Wall と、サプライチェーンサービス会社 Agility のコーポレートベンチャー部門 Agility Ventures が主導し、Keystone National Group が参加した。また Keystone は Loop に2000万ドル(約29億円)の融資枠を提供し、同社の成長を支援した。

【参照ページ】
(参考記事)Loop raises $60M to send EV charging infrastructure for a Loop

関連記事

おすすめ記事

  1. TCFD・IFRS・CSRDの移行計画とは:業界別に考える開示ポイント

    2025-7-10

    TCFD・IFRS・CSRDの移行計画とは:業界別に考える開示ポイント

    ※本記事は2024年10月の内容にGX-ETSに関する内容を追記し再掲載している。(2025年7月…
  2. TNFD開示を支援する 主要ツール比較と選定ポイント

    2025-6-11

    TNFD開示を支援する 主要ツール比較と選定ポイント

    2024年にTNFD(自然関連財務情報開示タスクフォース(Taskforce on Nature-…
  3. 進化するサステナビリティ開示 ― 傾向から考える“自社の対応状況”

    2025-6-6

    進化するサステナビリティ開示 ― 傾向から考える“自社の対応状況”

    サステナビリティ情報開示の高度化が急速に進んでいる。TCFD(気候関連財務情報開示タスクフォース)…

ピックアップ記事

  1. SSBJ(気候関連開示基準)とGX-ETSの共通点とは?~比較解説と実務効率化~

    2025-8-14

    SSBJ(気候関連開示基準)とGX-ETSの共通点とは?~比較解説と実務効率化~

    日本企業にとって、2026年から「気候変動対応・開示」は、企業価値を左右する重要な経営課題になるで…
  2. 2025-8-14

    特別対談:TISFD運営委員・木村武氏 × シェルパCSuO中久保菜穂 「サステナビリティ情報開示の新潮流:TISFDが示す設計思想と、日本企業の対応意義を問う」(前編)

    本記事は、ESG Journal を運営するシェルパ・アンド・カンパニー株式会社のCSuOが、サス…
  3. 2025-8-11

    バークレイズ、サステナブルファイナンスで累計2,200億ドルを達成

    7月29日、英国大手銀行バークレイズは、2025年上半期のサステナビリティ投資家向けプレゼンテーシ…

““登録02へのリンク"

ページ上部へ戻る