Loop、事業拡大のため約57億円を調達

Loop、事業拡大のため約57億円を調達

10月3日、EV充電インフラのスタートアップであるLoop Globalは、同社の米国事業の成長と新たな国への進出を支援する目的で、シリーズA資金調達ラウンドで4000万ドル(約57億円)を調達したことを発表した。

2019年に立ち上げられたLoopは、商業、多世帯住宅、フリート、自治体の不動産所有者がEV充電をより身近で容易に導入できるようにすることを目的に、ターンキーハードウェア、ソフトウェア、継続的な運用サービスベースのソリューションなどのEV充電ソリューションを提供している。同社は現在、米国全50州および世界15カ国でEV充電ソリューションを提供している。

本資金調達は、不動産技術に特化したベンチャーキャピタル会社 Fifth Wall と、サプライチェーンサービス会社 Agility のコーポレートベンチャー部門 Agility Ventures が主導し、Keystone National Group が参加した。また Keystone は Loop に2000万ドル(約29億円)の融資枠を提供し、同社の成長を支援した。

【参照ページ】
(参考記事)Loop raises $60M to send EV charging infrastructure for a Loop

関連記事

“導入事例へのリンク"

おすすめ記事

  1. 2024-4-16

    SSBJ公開草案の重要ポイント解説:今後の気候変動の情報開示はどう動くか

    2024年3月29日、サステナビリティ基準委員会(SSBJ)が国内のサステナビリティ開示基準の草案…
  2. 2024-4-9

    SBTN(Science-Based Targets for Nature)とは。企業のネイチャーポジティブ経営を実現する目標設定の方法論を解説。

    TNFDのフレームワークが公開され、先進企業ではフレームワークに基づく情報開示が進みつつある(20…
  3. 2024-4-2

    【さくっと読める】TNFDの開示とは。重要ポイントを抽出。

    2023年9月、TNFDのフレームワークが完成し公開された。2023年時点でTNFDに基づく開示を…

ピックアップ記事

  1. アップルのサプライチェーンの95%、2030年までに100%再生可能エネルギー使用を約束

    2024-4-25

    アップルのサプライチェーンの95%、2030年までに100%再生可能エネルギー使用を約束

    4月17日、アップルは、バリューチェーンの脱炭素化という目標に向けて大きく前進していることを発表し…
  2. 2024-4-24

    ダウとP&G、プラスチック・リサイクル技術の共同開発契約を締結

    3月25日、 米国の化学世界大手であるダウと消費財業界大手のP&Gは、プラスチック・リサ…
  3. 2024-4-24

    住商グループとパートナー企業、太陽光発電パネルの再利用・リサイクル実証実験に着手

    3月28日、住友商事、三井住友ファイナンス&リース(SMFL)、SMFLみらいパートナーズ…

ページ上部へ戻る