Assent、製造業向けのサプライチェーン・サステナビリティ・レポーティング・ソリューションを発表

9月13日、サプライチェーン・サステナビリティ・マネジメント・ソリューションのプロバイダーであるAssentは、複雑な製造業者を対象とし、進化するESG基準や規制を先取りすることを目的とした新しいESGワークフローソリューション、Assent ESGの発売を発表した。

Assentによると、本ソリューションは、工業製造、電子機器、医療機器、自動車、航空宇宙・防衛など幅広い業界の複合メーカーが、正確なESGサプライチェーンの報告・管理に対する市場圧力の高まりに直面し、ESG報告環境が急速に進化して報告要件が増加していることから生まれたものだという。

新しいSaaSベースのソリューションには、温室効果ガス(GHG)排出量、児童労働、人間の奴隷と人身売買、その他の主要なサステナビリティトピックなど、重要なテーマに関するグローバルなサプライチェーン報告機能の強化が含まれている。Assent ESGは、OECD、TCFD、GRI、SASBなどの標準に準拠しており、サプライヤーとの最初の契約からサステナビリティ報告まで、サプライチェーンのESGワークフロー全体にわたる包括的なガイダンスを通じて、複雑な製造業者が新しい要件に積極的に備えることを可能にする。

本ソリューションの主な機能には、設定可能なESGサプライヤー調査のトピック、サプライヤーのリスクスコアを可視化するダッシュボード、特定のESG指標を掘り下げる機能、業界標準に沿ったプラグアンドプレイのサステナビリティレポートテンプレートが含まれる。また、欠陥や問題、不適合が確認された場合の是正措置の機能も含まれている。

【参照ページ】
(原文)Assent Announces Complete ESG Workflow Solution for Complex Manufacturers to Streamline Supply Chain Sustainability Reporting and Improve Ratings
(日本語訳)Assent、製造業向けのサプライチェーン・サステナビリティ・レポーティング・ソリューションを発表

関連記事

おすすめ記事

  1. TCFD・IFRS・CSRDの移行計画とは:業界別に考える開示ポイント

    2025-7-10

    TCFD・IFRS・CSRDの移行計画とは:業界別に考える開示ポイント

    ※本記事は2024年10月の内容にGX-ETSに関する内容を追記し再掲載している。(2025年7月…
  2. TNFD開示を支援する 主要ツール比較と選定ポイント

    2025-6-11

    TNFD開示を支援する 主要ツール比較と選定ポイント

    2024年にTNFD(自然関連財務情報開示タスクフォース(Taskforce on Nature-…
  3. 進化するサステナビリティ開示 ― 傾向から考える“自社の対応状況”

    2025-6-6

    進化するサステナビリティ開示 ― 傾向から考える“自社の対応状況”

    サステナビリティ情報開示の高度化が急速に進んでいる。TCFD(気候関連財務情報開示タスクフォース)…

ピックアップ記事

  1. SSBJ(気候関連開示基準)とGX-ETSの共通点とは?~比較解説と実務効率化~

    2025-8-14

    SSBJ(気候関連開示基準)とGX-ETSの共通点とは?~比較解説と実務効率化~

    日本企業にとって、2026年から「気候変動対応・開示」は、企業価値を左右する重要な経営課題になるで…
  2. 2025-8-14

    特別対談:TISFD運営委員・木村武氏 × シェルパCSuO中久保菜穂 「サステナビリティ情報開示の新潮流:TISFDが示す設計思想と、日本企業の対応意義を問う」(前編)

    本記事は、ESG Journal を運営するシェルパ・アンド・カンパニー株式会社のCSuOが、サス…
  3. 2025-8-11

    バークレイズ、サステナブルファイナンスで累計2,200億ドルを達成

    7月29日、英国大手銀行バークレイズは、2025年上半期のサステナビリティ投資家向けプレゼンテーシ…

““登録02へのリンク"

ページ上部へ戻る