小島プレス工業、サイバー攻撃により稼働停止。トヨタ、日野にも影響

小島プレス工業、稼働停止。トヨタ、日野にも影響

2月28日、小島プレス工業株式会社のシステム障害の発表を受け、トヨタ自動車や日野自動車が国内工場の稼働停止を発表した。

トヨタ自動車は国内全14工場28ラインの稼働停止を、日野自動車は古河工場および羽村工場第1・第2・第4ラインの稼働停止を決定している。

樹脂部品などを手掛ける小島プレスはトヨタ系の取引先である部品メーカー。2月26日夜に社内サーバーに障害を確認し、27日以降ネットワークを遮断。その後一部復旧により稼働継続を試みるも、困難と判断し発表に至った。トヨタ自動車によると、今回の稼働停止による減産台数は約1万3000台だという。

【参照ページ】
2022年3月 国内工場の稼働について(2/28時点)
【お知らせ】国内工場の稼働停止について

関連記事

おすすめ記事

  1. TCFD・IFRS・CSRDの移行計画とは:業界別に考える開示ポイント

    2025-7-10

    TCFD・IFRS・CSRDの移行計画とは:業界別に考える開示ポイント

    ※本記事は2024年10月の内容にGX-ETSに関する内容を追記し再掲載している。(2025年7月…
  2. TNFD開示を支援する 主要ツール比較と選定ポイント

    2025-6-11

    TNFD開示を支援する 主要ツール比較と選定ポイント

    2024年にTNFD(自然関連財務情報開示タスクフォース(Taskforce on Nature-…
  3. 進化するサステナビリティ開示 ― 傾向から考える“自社の対応状況”

    2025-6-6

    進化するサステナビリティ開示 ― 傾向から考える“自社の対応状況”

    サステナビリティ情報開示の高度化が急速に進んでいる。TCFD(気候関連財務情報開示タスクフォース)…

ピックアップ記事

  1. SSBJ(気候関連開示基準)とGX-ETSの共通点とは?~比較解説と実務効率化~

    2025-8-14

    SSBJ(気候関連開示基準)とGX-ETSの共通点とは?~比較解説と実務効率化~

    日本企業にとって、2026年から「気候変動対応・開示」は、企業価値を左右する重要な経営課題になるで…
  2. 2025-8-14

    特別対談:TISFD運営委員・木村武氏 × シェルパCSuO中久保菜穂 「サステナビリティ情報開示の新潮流:TISFDが示す設計思想と、日本企業の対応意義を問う」(前編)

    本記事は、ESG Journal を運営するシェルパ・アンド・カンパニー株式会社のCSuOが、サス…
  3. 2025-8-11

    バークレイズ、サステナブルファイナンスで累計2,200億ドルを達成

    7月29日、英国大手銀行バークレイズは、2025年上半期のサステナビリティ投資家向けプレゼンテーシ…

““登録02へのリンク"

ページ上部へ戻る