シュナイダーエレクトリック、大手製薬10社と協業し、スコープ3削減に向けたサプライヤープログラムを開始

シュナイダーエレクトリック、大手製薬10社と協業し、スコープ3削減に向けたサプライヤープログラムを開始

11月4日、シュナイダーエレクトリックは、製薬企業のバリューチェーンにおいて、再生可能エネルギーの導入を促進し、温室効果ガスの排出を削減することを目的とするグローバルプログラムの設計・実施を発表した。

エネルギー管理とオートメーションのデジタルトランスフォーメーションにおける世界的リーダーであるシュナイダーエレクトリック社と、企業責任と持続可能性を専門とする独立系経営コンサルタント会社であるカーンストーン社によってこのプログラムは運営される。

このプログラムでは、製薬・医療業界のサプライヤーがグリーン電力の調達を通じて自社の業務におけるスコープ2の温室効果ガス排出量に対処し、参加企業のスコープ3の排出量を削減することを支援する。本プログラムは、シュナイダーエレクトリックが企画・実施し、製薬会社は本プログラムを一括して推進し、個別にサプライヤーに参加を呼びかける。

このプログラムに参加する企業は、アストラゼネカ、バイオジェン、GSK、ジョンソン・エンド・ジョンソン、MSD、ノバルティス、ノボ ノルディスク、ファイザー、サノフィ、武田薬品の10社となっている。

【参照ページ】
(原文)10 Global Pharmaceutical Companies Launch First-of-its-Kind Supplier Program to Advance Climate Action
(日本語訳)世界の製薬会社10社が気候変動対策を推進するための世界初のサプライヤープログラムを開始

関連記事

おすすめ記事

  1. ウェルビーイングとは?5つの要素から企業に求められる対応を解説

    2024-5-15

    ウェルビーイングとは?5つの要素から企業に求められる対応を解説

    上場企業であれば気候変動の情報開示が当たり前になってきたのと同じく、人材のウェルビーイングの実現に…
  2. CSRDとは。日本企業に与える影響と今すぐできる対応を紹介。

    2024-5-7

    CSRDとは。日本企業に与える影響と今すぐできる対応を紹介。

    CSRD(Corporate Sustainability Reporting Directive…
  3. ESG投資とは。改めて考える重要性とESG経営のメリット・今後の課題

    2024-4-30

    ESG投資とは。改めて考える重要性とESG経営のメリット・今後の課題

    ESG投資の流れは国内外において拡大を続けている分野であり、注目を集めている。投資家のニーズに応え…

ピックアップ記事

  1. 2025-7-1

    カナダ年金基金、2030年までに4,000億ドルの気候投資

    6月19日、カナダの大手機関投資家であるケベック州貯蓄投資公庫(CDPQ)は、2050年ネットゼロ…
  2. 2025-7-1

    GRI、サステナビリティ報告のデジタル化を促進する新「サステナビリティ・タクソノミー」を発表

    6月19日、GRI(Global Reporting Initiative)は、新たに「GRI S…
  3. GRI 102/103 新基準の実務チェックポイント:IFRS/ISSB基準と一部整合へ

    2025-6-30

    GRI 102/103 新基準の実務チェックポイント:IFRS/ISSB基準と一部整合へ

    サステナビリティ情報開示における基準間の整合性の確保は、ますます重要な課題となっている。CSRD(…

““登録01へのリンク"

ページ上部へ戻る