8月28日、金融庁は「アセットオーナー・プリンシプル」の策定を発表した。これは、資産運用立国を目指す政策の一環として、アセットオーナーに求められる運用・ガバナンス・リスク管理の共通原則を定めたもので、2024年夏を目途に策定された。令和6年3月から6月にかけて、「新しい資本主義実現会議 資産運用立国分科会」の作業部会で議論され、パブリックコメントを経て確定された。
アセットオーナーは、自らの運用目的や目標達成のため、原則の実施状況を公表し、実施しない場合は理由を説明することが求められている。金融庁は、受け入れ表明をしたアセットオーナーのリストを公表し、受け入れ状況を可視化する。
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(原文)「アセットオーナー・プリンシプル」の策定について