ホンダ、3,000億円超のグリーンボンド発行を決定

 

3月4日、本田技研工業は「環境負荷ゼロ社会」の実現に向けた取り組みの中で、資金使途を環境事業に限定する米ドル建てグリーンボンド、総額27.5億米ドル(約3,174億円)の発行を発表した。グリーンボンドの発行は同社として初。

本グリーンボンドの発行年限は3年、5年、10年の3種で、起債額は3年が10億米ドル(約1,154億円)、5年が10億米ドル (約1,154億円) 、10年が7.5億米ドル(約865億円)である。

Hondaは今回のグリーンボンドで調達する資金を、EVやFCVといったゼロエミッション車の開発等に充当することで、「環境負荷ゼロ社会」の実現に向けた取り組みをさらに加速させていく。

Hondaは、今後社会が変化していく中で提供していくべき価値を、「地球環境への負荷をなくすこと」「尊い命を守る安全を達成すること」の2つと考え、「環境」と「安全」に徹底的に取り組んでいる。「環境」においては、2050年に、Hondaが関わるすべての製品と企業活動を通じて、カーボンニュートラル(二酸化炭素排出量、ネット・ゼロ)を目指している。

【参照ページ】
米ドル建てグリーンボンド(無担保普通社債)の発行を決定

関連記事

“ランキングのリンク"

おすすめ記事

  1. ウェルビーイングとは?5つの要素から企業に求められる対応を解説

    2024-5-15

    ウェルビーイングとは?5つの要素から企業に求められる対応を解説

    上場企業であれば気候変動の情報開示が当たり前になってきたのと同じく、人材のウェルビーイングの実現に…
  2. CSRDとは。日本企業に与える影響と今すぐできる対応を紹介。

    2024-5-7

    CSRDとは。日本企業に与える影響と今すぐできる対応を紹介。

    CSRD(Corporate Sustainability Reporting Directive…
  3. ESG投資とは。改めて考える重要性とESG経営のメリット・今後の課題

    2024-4-30

    ESG投資とは。改めて考える重要性とESG経営のメリット・今後の課題

    ESG投資の流れは国内外において拡大を続けている分野であり、注目を集めている。投資家のニーズに応え…

ピックアップ記事

  1. 2025-1-8

    シェルパ、JPXグループと連携し企業のESG情報開示を支援

    シェルパ・アンド・カンパニー株式会社(以下、シェルパ)は、日本取引所グループ(JPX)傘下の株式会…
  2. 2025-1-7

    金融庁、「記述情報の開示の好事例集2024(第2弾)」を発表

    12月5日、金融庁は「記述情報の開示の好事例集2024(第2弾)」を公表した。今回のテーマは「サス…
  3. 未来を見据えた2025年のサステナビリティ経営: 企業は今、何をすべきか

    2025-1-7

    未来を見据えた2025年のサステナビリティ経営: 企業は今、何をすべきか

    サステナビリティ経営は、もはや一部の意識の高い企業だけの取り組みではない。国際規制の強化や情報開示…

““登録02へのリンク"

ページ上部へ戻る