Glass Lewis、Arabesqueと提携し、プロキシ・リサーチにESGデータを提供
10月20日、ESGに特化した金融テクノロジー企業であるArabesqueと、ガバナンス・ソリューション企業であるGlass Lewisは、新たな戦略的パートナーシップを発表した。これは、機関投資家や企業に対し、委任状投票やエンゲージメントに必要なESGデータやインサイトを提供することを目的としている。
今回の提携により、Arabesqueは、AIを活用したサステナビリティ・データとインサイト・プラットフォーム「Arabesque S-Ray」のデータを活用した企業のESGプロファイルを提供し、Glass LewisのProxy Paperリサーチ・レポートに掲載する。
今回の発表は、ESGに対する投資家の関心が高まり、主要なサステナビリティ問題に対する投資家のエンゲージメントやアクションが高まっている中で行われた。EYが最近発表した調査報告書によると、最近の委任状提出シーズンでは、気候や多様性、公平性、インクルージョン(DEI)などのサステナビリティ課題に関する株主提案が大幅に増加し、その提案に対する支持も記録的なレベルに達している。ESGへの取り組みや行動がますます注目を集める中、多くの企業が監視、説明責任、透明性の向上を目指した取り組みを行っている。
【参照ページ】
(原文)Arabesque and Glass Lewis Partner to Deliver Sustainability Performance Insights
(日本語訳) ArabesqueとGlass Lewis 、サステナビリティ・パフォーマンス・インサイトの提供で提携