マースとofi、エクアドルでネットゼロ型カカオ生産を加速

4月15日、マースとofi(Olam Food Ingredients)は、エクアドルにおけるカカオ生産の脱炭素化を目的とした5年間(2025~2029年)の戦略的協業を発表した。両社は2050年ネットゼロ目標およびSBTi認証の気候目標に基づき、サプライチェーン全体で気候スマートかつ再生型農業の導入を進める。

初期段階では、エル・オロ、エスメラルダスなど主要産地の農家960人以上が約9,000ヘクタールで再生型農業を実施する。単一栽培から多層アグロフォレストリーへ転換し、生産性向上や生態系機能の強化、病害対策を図る。さらに低炭素肥料、残渣管理、バイオ炭の活用により、土壌健全性の改善、温室効果ガス排出削減、CO₂吸収増加を目指す。周辺コミュニティ約4,800人への波及効果も見込まれる。

本協業は、長年のカカオ調達連携を基盤に、農家のレジリエンス強化とサプライチェーンの安定化を図るものであり、マースのネットゼロ・ロードマップに沿った排出削減の実現を狙う。ofiも自社のサステナビリティ戦略の下、農家支援や透明性向上を通じて持続可能な食料システムの構築を推進する。

原文:Mars and ofi announce strategic collaboration to accelerate net zero cocoa in Ecuador
日本語参考訳:マース社とOFI社がエクアドルにおけるネットゼロカカオの実現を加速させるための戦略的提携を発表


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