アークオリア、ミロヴァとBNPパリバ・アセット・マネジメントと提携し、2億ユーロ超の投資を実施

11月27日、フランスの再生可能エネルギー開発企業アークオリアは、ミロヴァ(ナティクシス・インベストメント・マネージャーズの子会社)とBNPパリバ・アセット・マネジメントが、同社の創業者の相続人と少数株主から株式を取得し、平等なガバナンス権を持つ大株主として参画したことを発表した。この投資は、アークオリアの成長を支援するための資金となる。

アークオリアは、屋根上太陽光発電や地上設置型太陽光発電、風力発電を手掛けるフランスの成長著しい企業であり、2023年時点で562MWの発電容量を持っている。今後は1.5GWの発電容量を目指し、売上を倍増させることを目標としている。

この取引は、アークオリアがプロジェクトパイプラインの資金調達や国内展開を強化し、従業員数を350人以上に増加させるための重要な一歩である。取引は、2025年上半期に規制当局の承認を得て完了予定である。

【参照ページ】
(原文)New horizon for Arkolia with Mirova and BNP Paribas Asset Management (BNPP) joining forces to invest more than €200M

関連記事

おすすめ記事

  1. ウェルビーイングとは?5つの要素から企業に求められる対応を解説

    2024-5-15

    ウェルビーイングとは?5つの要素から企業に求められる対応を解説

    上場企業であれば気候変動の情報開示が当たり前になってきたのと同じく、人材のウェルビーイングの実現に…
  2. CSRDとは。日本企業に与える影響と今すぐできる対応を紹介。

    2024-5-7

    CSRDとは。日本企業に与える影響と今すぐできる対応を紹介。

    CSRD(Corporate Sustainability Reporting Directive…
  3. ESG投資とは。改めて考える重要性とESG経営のメリット・今後の課題

    2024-4-30

    ESG投資とは。改めて考える重要性とESG経営のメリット・今後の課題

    ESG投資の流れは国内外において拡大を続けている分野であり、注目を集めている。投資家のニーズに応え…

ピックアップ記事

  1. ESGフロントライン:欧州CSDDDの行方:揺れる規制の未来とその影響

    2025-5-30

    ESGフロントライン:欧州CSDDDの行方:揺れる規制の未来とその影響

    ※本記事は、ESG Journal編集部が注目のニュースを取り上げ、独自の視点で考察してい…
  2. TCFD×TNFD統合開示ガイド:いま企業が備えるべき実務対応とは?

    2025-5-28

    TCFD×TNFD統合開示ガイド:いま企業が備えるべき実務対応とは?

    企業のサステナビリティ関連の開示では、TCFD(Taskforce on Climate-rela…
  3. 2025-5-28

    データマラン、サステナビリティ担当者向けグローバル・コミュニティ「Harbor」を発表

    5月14日、ESGに特化したAIソリューションのリーダーであるデータマランは、企業のサステナビリテ…

““登録02へのリンク"

ページ上部へ戻る