Mirova、仏機関投資家連合の新ファンド運用に選定

10月21日、パリを拠点とし持続可能な金融を専門とするMirovaは、1億ユーロ(約160億円)規模の新生物多様性ファンドの運用を担当するため、仏機関投資家連合によって選ばれたと発表した。本ファンドはヨーロッパの中小企業を対象に、持続可能なビジネスモデルへの移行を支援し、生物多様性の保全に向けたソリューションへ投資する。

投資家コンソーシアムにはAbeille Assurances、BNP Paribas Cardif、BPCE Assurances、the Caisse des Dépôts、CNP Assurances、EDF Gestion、MAIF、MACIF、Malakoff Humanis、Société Générale Assurances、Crédit Agricole Assurances、Af2iが名を連ねる。

Mirovaは、CDPが2023年にプラットフォームを通じて情報を報告した23,000社以上の企業からの気候や自然に関するデータを利用し、企業のリスク露出や生物多様性への悪影響削減の進捗を評価する投資戦略を展開する。データは、気候変動、水の安全保障、生物多様性、森林破壊、プラスチック汚染などにおけるリスク管理と依存関係、機会の特定および評価に活用され、CDPの専門家によるトレーニングとサポートが提供される予定だ。

【参照ページ】
(原文)Mirova selected to manage the fund “Objectif biodiversité’ launched by French consortium of 11 institutional investors
(日本語参考訳)Mirova、フランスの11機関投資家連合によって立ち上げられたファンド「Objectif biodiversité」の運用担当に選出

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