コカ・コーラ、カナダで100%再プラのペットボトルを発売

10月26日、コカ・コーラは、カナダで100%再生プラスチックのボトルを発売すると発表した。2024年初頭までに、主力ブランドのコカ・コーラ、スプライト、ファンタを含む500mlの発泡飲料のボトルすべてに、キャップとラベルを除いて100%再生プラスチックを使用する。

本取り組みにより、2024年には新しいプラスチックが760万ポンド節約され、年間約7,000トンのCO2排出量が削減されるという。

同社によると、本取り組みは、2030年までにリサイクル率50%のボトルを作るという「World Without Waste(廃棄物のない世界)」の目標をサポートするもの。2018年に発表された持続可能なパッケージング・プラットフォームには、2030年までに全世界で販売するボトルや缶1本につき1本相当の回収とリサイクルを行い、2025年までに100%リサイクル可能なパッケージにするという目標も含まれている。同社は現在、40以上の市場で100%リサイクルのペットボトルを提供している。

【参照ページ】
(原文)The Coca‑Cola Company Launches 100% Recycled Plastic Bottles* Across Canada
(日本語参考訳)コカ・コーラ、カナダで100%再プラのペットボトルを発売

関連記事

おすすめ記事

  1. 【最新】TISFDとは?概要・指標から国内外基準との関連まで徹底解説

    2025-9-11

    【最新】TISFDとは?概要・指標から国内外基準との関連まで徹底解説

    気候変動や自然資本など、環境領域に関する開示が進みつつある中、次なるテーマは「社会」の領域。TIS…
  2. 2025-8-14

    特別対談:TISFD運営委員・木村武氏 × シェルパCSuO中久保菜穂 「サステナビリティ情報開示の新潮流:TISFDが示す設計思想と、日本企業の対応意義を問う」(前編)

    本記事は、ESG Journal を運営するシェルパ・アンド・カンパニー株式会社のCSuOが、サス…
  3. 2025-8-14

    特別対談:TISFD運営委員・木村武氏 × シェルパCSuO中久保菜穂 「サステナビリティ情報開示の新潮流:TISFDが示す設計思想と、日本企業の対応意義を問う」(後編)

    本記事は、ESG Journal を運営するシェルパ・アンド・カンパニー株式会社のCSuOが、サス…

ピックアップ記事

  1. 2025-11-6

    CDPとTNFD、2025年質問票の対応マッピングを公開

    10月22日、CDPとTNFDは、CDP 2025年版企業質問票とTNFD開示推奨項目・指標との対…
  2. 2025-11-6

    ISSB、国際的なサステナビリティ開示の「グローバル・パスポート」構想を発表

    10月30日、ISSB(国際サステナビリティ基準審議会)は、ロンドンで開催された「IFRSサステナ…
  3. TNFD・自然移行計画の5つの構成要素と先行事例/実践例の紹介

    2025-11-5

    TNFD・自然移行計画の5つの構成要素と先行事例/実践例の紹介

    ※2025年11月4日公開済みの記事にTNFDが発行した「Nature in transition…

““登録01へのリンク"

ページ上部へ戻る