フランクリン・テンプルトン、ESGプロファイルを改善する企業をターゲットとしたファンドをローンチ

9月22日、フランクリン・テンプルトンの専門運用会社であるクリアブリッジ・インベストメンツは、ESGプロフィールが改善した割安企業に投資する新しいグローバル・バリュー株式ファンド、「FTGFクリアブリッジ・グローバル・サステナビリティ・インプルーバーズ・ファンド」のローンチを発表した。

本ファンドは、サステナビリティ・ジャーニーの初期段階にある企業に投資できるようにすることを目的としている。約30~40銘柄の株式ポートフォリオに集中投資し、ESG慣行を改善している割安企業にフォーカスすることで、長期的な資本増価を目指す。

各ポートフォリオの保有銘柄は、購入時にESG改善に関するテーゼを掲げ、サステナビリティ目標とともに、その改善状況を監視・測定する。目標に対して期待される改善が見られない企業は、ポートフォリオから除外されるという。

EUのSFDR規制の第8条に分類される本ファンドは、まず英国、アイルランド、イタリア、スペインで販売される。

【参照ページ】
(原文)FTGF ClearBridge Global Sustainability Improvers Fund
(日本語参考訳)フランクリン・テンプルトン、ESGプロファイルを改善する企業をターゲットとしたファンドをローンチ

関連記事

“イベントへのリンク"

おすすめ記事

  1. 2024-4-16

    SSBJ公開草案の重要ポイント解説:今後の気候変動の情報開示はどう動くか

    2024年3月29日、サステナビリティ基準委員会(SSBJ)が国内のサステナビリティ開示基準の草案…
  2. 2024-4-9

    SBTN(Science-Based Targets for Nature)とは。企業のネイチャーポジティブ経営を実現する目標設定の方法論を解説。

    TNFDのフレームワークが公開され、先進企業ではフレームワークに基づく情報開示が進みつつある(20…
  3. 2024-4-2

    【さくっと読める】TNFDの開示とは。重要ポイントを抽出。

    2023年9月、TNFDのフレームワークが完成し公開された。2023年時点でTNFDに基づく開示を…

ピックアップ記事

  1. 2024-5-2

    環境NGO、MUFG、SMFG、みずほFG、中部電力に気候変動株主提案を再提出

    4月15日、環境NGOの3団体は、MUFG、SMFG、みずほFG、中部電力の4社に対し、気候変動株…
  2. MUFG

    2024-4-30

    MUFG、サステナブルファイナンス目標を100兆円に引き上げ

    4月1日、三菱UFJフィナンシャル・グループ(MUFG)は、サステナブルファイナンスの実行額目標を…
  3. 2024-4-30

    経産省とJPX、SX銘柄2024として15社を選定

    4月23日、経済産業省と東京証券取引所(JPX)はサステナビリティ・トランスフォーメーション(SX…
ページ上部へ戻る