ESG人材獲得競争がアジアの金融機関で激化

ESG人材獲得競争がアジアの金融機関で激化

HSBCホールディングスやオーストラリア・ニュージーランド銀行(ANZ)、三菱UFJフィナンシャル・グループ(MUFG)などの金融機関は新規採用や社内異動での人材確保を目指している。

ただ、必要な専門知識を備えた人材プールはもともと小さく、日本など一部市場では、候補者に他分野の2倍の報酬が提示されることもあり得る。

オーストラリア2位の銀行、ウエストパック銀行は今年、人権関連を担当する弁護士1人を雇い入れた。ナショナルオーストラリア銀行(NAB)はメルボルン大学の経営大学院と手を組み、自社のバンカーに気候変動リスク関連のトレーニングを施している。ANZは10月までに3人を新規採用する。サステナブルファイナンスチームを22人に増員するためで、同チームの陣容は19年時点で7人だった。

【参照ページ】報酬2倍も、ESG人材獲得競争が日本含むアジアの金融機関で激化

関連記事

おすすめ記事

  1. ウェルビーイングとは?5つの要素から企業に求められる対応を解説

    2024-5-15

    ウェルビーイングとは?5つの要素から企業に求められる対応を解説

    上場企業であれば気候変動の情報開示が当たり前になってきたのと同じく、人材のウェルビーイングの実現に…
  2. CSRDとは。日本企業に与える影響と今すぐできる対応を紹介。

    2024-5-7

    CSRDとは。日本企業に与える影響と今すぐできる対応を紹介。

    CSRD(Corporate Sustainability Reporting Directive…
  3. ESG投資とは。改めて考える重要性とESG経営のメリット・今後の課題

    2024-4-30

    ESG投資とは。改めて考える重要性とESG経営のメリット・今後の課題

    ESG投資の流れは国内外において拡大を続けている分野であり、注目を集めている。投資家のニーズに応え…

ピックアップ記事

  1. 2025-5-16

    EBA、EU域内銀行の気候リスク指数を初公開

    4月25日、欧州銀行監督機構(EBA)は25日、EUおよびEEA(欧州経済領域)域内の銀行セクター…
  2. 2025-5-16

    米国グリーンビルディング協会、持続可能な建築基準「LEED v5」を発表

    4月28日、米国グリーンビルディング協会(USGBC)はLEED(Leadership in En…
  3. 2025-5-14

    ニューヨーク市会計監査官、新たな排出削減基準を発表

    4月22日、ニューヨーク市会計監査官(Comptroller)のBrad Lander氏は、アース…

““登録01へのリンク"

ページ上部へ戻る