6月22日、金融テクノロジー・プラットフォームのプロバイダーであるIntuitは、2040年までにバリューチェーン全体でネット・ゼロ・エミッションを達成するという新たな目標を含む、気候変動に焦点を当てた一連の新たな目標を発表した。
2040年のネット・ゼロ目標に加え、Intuitは、2030年までにスコープ1と2の排出量を42%削減することや、2027年までに、購入した商品やサービスを対象とする排出量によって測定されるサプライヤーの80%に科学的根拠に基づく目標を持たせることを約束するなど、一連の中間目標を発表した。
同社は、バリューチェーン全体での直接的な排出削減を優先し、2040年までにスコープ1と2の排出量を90%削減、スコープ3の強度を97%削減することを約束すると述べた。
また、同社の新しい気候変動目標は、Science Based Targets initiative (SBTi)によって検証されているという。SBTiのネット・ゼロ基準は、ネット・ゼロ・エミッション達成に向けた企業のコミットメントを評価・認証するための厳しい基準を定めている。SBTiは、気候変動による最悪の影響を回避するために必要な、1.5℃の温暖化防止を目指す目標のみを承認する。
【参照ページ】
(原文)Intuit Commits to Reach Net-Zero Greenhouse Gas Emissions Across Its Value Chain by FY2040
(日本語訳)Intuit、2040年度までにバリューチェーン全体で温室効果ガス排出量ネットゼロを達成することを約束