L’Oréal、フランスで消費する電力の25%を再生可能エネルギーでまかなう契約を締結

L’Oréal、フランスで消費する電力の25%を再生可能エネルギーでまかなう契約を締結

2月21日、L’Oréalグループは、電力供給およびサービスプロバイダーであるEDFと、フランスに おけるL’Oréalの電力消費量の25%に相当する再生可能エネルギーを、新たに2つのソーラーパークから供給する契約を締結したことを発表した。

新しい電力購入契約(PPA)に基づき、EDFはL’Oréalに、フランスのコレーズ地方とヴォージュ地方にあるEDF Renewablesが建設・運営する合計設備容量27MWpの太陽光発電所から全量を供給することになる。Corrèze太陽光発電所は2024年後半に、Vosges太陽光発電所は2025年前半にそれぞれ運転を開始する予定である。

本契約には、EDFの子会社であるAgregioが、新しい太陽光発電所からの生産量を集約し、L’Oréalに一定の電力供給を確保する契約も含まれている。

L’Oréalによると、EDFとの新たな契約は、「L’Oréal for the future」戦略のもと、2025年までに全事業所でカーボンニュートラルと100%再生可能エネルギー使用を達成するという目標を含む、同社のサステナビリティ目標を支援するものである。

【参照ページ】
(参考記事)EDF signs deals to help L’Oreal reach carbon neutrality targets by 2025

関連記事

“イベントへのリンク"

おすすめ記事

  1. 2024-4-16

    SSBJ公開草案の重要ポイント解説:今後の気候変動の情報開示はどう動くか

    2024年3月29日、サステナビリティ基準委員会(SSBJ)が国内のサステナビリティ開示基準の草案…
  2. 2024-4-9

    SBTN(Science-Based Targets for Nature)とは。企業のネイチャーポジティブ経営を実現する目標設定の方法論を解説。

    TNFDのフレームワークが公開され、先進企業ではフレームワークに基づく情報開示が進みつつある(20…
  3. 2024-4-2

    【さくっと読める】TNFDの開示とは。重要ポイントを抽出。

    2023年9月、TNFDのフレームワークが完成し公開された。2023年時点でTNFDに基づく開示を…

ピックアップ記事

  1. アップルのサプライチェーンの95%、2030年までに100%再生可能エネルギー使用を約束

    2024-4-25

    アップルのサプライチェーンの95%、2030年までに100%再生可能エネルギー使用を約束

    4月17日、アップルは、バリューチェーンの脱炭素化という目標に向けて大きく前進していることを発表し…
  2. 2024-4-24

    ダウとP&G、プラスチック・リサイクル技術の共同開発契約を締結

    3月25日、 米国の化学世界大手であるダウと消費財業界大手のP&Gは、プラスチック・リサ…
  3. 2024-4-24

    住商グループとパートナー企業、太陽光発電パネルの再利用・リサイクル実証実験に着手

    3月28日、住友商事、三井住友ファイナンス&リース(SMFL)、SMFLみらいパートナーズ…

ページ上部へ戻る