カリフォルニア州、2027年のScope3開示を5カテゴリーから開始へ CARBが規則案の方針提示

7月21日、カリフォルニア州大気資源局(CARB)は、企業の温室効果ガス排出量開示を定める上院法案253号(SB253)に基づき、2027年から開始するScope3排出量報告について、当初は5カテゴリーを対象とする規則案の方針を発表した。
対象として示されたのは、「購入した製品・サービス」「燃料・エネルギー関連活動」「事業活動から発生する廃棄物」「出張」「従業員の通勤」の5カテゴリーである。CARBは、これらがScope3の中でも比較的多く報告されており、データソースや算定手法が整備されているカテゴリーであると説明した。その他のScope3カテゴリーについては、任意での報告を認める方針を示している。
CARBは3月の公開ワークショップで、2027年から全報告企業に15カテゴリーすべての開示を求める案、特定業種から段階的に導入する案、対象カテゴリーを段階的に拡大する案などを提示していた。今回の方針は、すべてのカテゴリーを当初から対象とした場合のデータ入手可能性や対応コストに関する関係者からの意見を踏まえたものである。
SB253は、カリフォルニア州で事業を行い、年間総収入が10億ドルを超える米国企業に対し、Scope1、Scope2およびScope3排出量の年次開示を求める。Scope3の報告は2027年から開始される。CARBは今後、今回提示した内容を基に規則案を作成し、意見募集などの規則制定手続きを進める。
原文:Climate Disclosure Meetings and Workshops SB 253 Public Workshop:California Corporate Greenhouse Gas Reporting Program
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