熊本宣言を採択 グローバル・ネイチャーポジティブ・サミット、企業・金融機関の参画拡大

7月15日、熊本市で開催された第2回グローバル・ネイチャーポジティブ・サミットが閉幕し、参加組織の合意により「熊本宣言」が採択された。同宣言は、生物多様性の損失を食い止め、回復へと反転させるネイチャーポジティブの実現に向け、ビジネスや金融を含むあらゆる分野での取り組みの加速と、「昆明・モントリオール生物多様性枠組」の着実な実施を呼びかけた。

サミットには世界各国から2,725人が参加し、政府、国際機関、市民社会、学術界、メディアなど幅広い関係者が集結した。このうち、ビジネス・金融セクターの参加者は全体の約3分の2を占め、金融、保険、農業、エネルギー、食品、ヘルスケア、建設、運輸など多様な業界が参画した。

会議では、ネイチャーポジティブな成果を測定・推進するための科学的根拠に基づく一貫した評価手法や、各種基準・報告・情報開示フレームワークの相互運用性について議論が行われた。熊本宣言には80を超える組織が署名し、その約半数を民間企業が占めた。宣言は、政府、規制当局、企業、金融機関が連携し、標準化された評価指標や測定手法の活用を進めるとともに、生物多様性世界枠組ターゲット15に沿った自然関連の評価、目標設定、移行計画、企業報告の整合を促進する重要性を示した。

主催者は今後、2026年後半に自然の状態評価指標フレームワークを公表する予定であり、科学的アプローチに基づく評価や情報開示の整合を推進するとしている。

原文:グローバル・ネイチャーポジティブ・サミット、民間企業の参加者数が過去最多を記録 ─ ビジネスにおける自然資本の重要性が浮き彫りに
日本語参考訳:グローバル・ネイチャーポジティブ・サミット、民間企業の参加者数が過去最多を記録 ─ ビジネスにおける自然資本の重要性が浮き彫りに


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