Airbusとルノー、電動化に関する研究を推進

 

11月30日、航空宇宙および自動車産業の世界的リーダーであるAirbusとルノー・グループは、両社の電動化ロードマップを加速し、それぞれの製品範囲を向上させることを目的とした研究開発協定に調印した。本パートナーシップは、Airbusが将来のハイブリッド電気航空機に関連する技術を成熟させるのに役立つ。

本パートナーシップの一環として、Airbusとルノー・グループのエンジニアリングチームは、長距離EVの開発における主要な障害の1つであるエネルギー貯蔵技術において協力する予定である。本パートナーシップは、特にエネルギー管理の最適化とバッテリー重量の改善に関する技術を対象とし、現在のセル化学(先進リチウムイオン)から、2030年の時間枠でバッテリーのエネルギー密度を2倍にできる全固体設計に移行するための最適な経路を探る。

また、本パートナーシップでは将来の電池のライフサイクル全体における二酸化炭素排出量を評価しながら、これらの将来の電池設計の産業化に備えるために、生産からリサイクルまでのライフサイクル全体を研究する。

【参照ページ】
(原文)Airbus and Renault Group to advance research on electrification
(日本語参考訳)AirbusとRenaultグループ、電動化に関する研究を推進

関連記事

“セミナーへのリンク"

おすすめ記事

  1. ウェルビーイングとは?5つの要素から企業に求められる対応を解説

    2024-5-15

    ウェルビーイングとは?5つの要素から企業に求められる対応を解説

    上場企業であれば気候変動の情報開示が当たり前になってきたのと同じく、人材のウェルビーイングの実現に…
  2. CSRDとは。日本企業に与える影響と今すぐできる対応を紹介。

    2024-5-7

    CSRDとは。日本企業に与える影響と今すぐできる対応を紹介。

    CSRD(Corporate Sustainability Reporting Directive…
  3. ESG投資とは。改めて考える重要性とESG経営のメリット・今後の課題

    2024-4-30

    ESG投資とは。改めて考える重要性とESG経営のメリット・今後の課題

    ESG投資の流れは国内外において拡大を続けている分野であり、注目を集めている。投資家のニーズに応え…

ピックアップ記事

  1. 2024-11-22

    SEC、インベスコを誤解を招くESG投資表示で告発、1,750万ドルの罰金

    11月8日、米国証券取引委員会(SEC)は、アトランタ拠点の登録投資顧問会社インベスコ・アドバイザ…
  2. ESGセミナー・イベント一覧(2024年11月以降)

    2024-11-18

    ESGセミナー・イベント一覧(2024年11月以降)

    サステナビリティを推進には新しい知見の収集が必須。しかし、必要なセミナー情報を見つけるのに時間がか…
  3. 2024-11-15

    【PR】12/3 記念イベントESG評価スコア改善『S&Pに聞く!2025年に向けたCSA徹底解剖』 (オンライン)

    いつもESG Journal Japanをご覧いただきましてありがとうございます。 ESG評…

““登録02へのリンク"

ページ上部へ戻る