Lowe’s、バリューチェーン全体でネット・ゼロ・エミッションに取り組む

Lowe’s、バリューチェーン全体でネット・ゼロ・エミッションに取り組む

12月5日、ホームセンターのLowe’sは、2050年までにバリューチェーン全体でネット・ゼロ・エミッションを達成するという目標を含む、一連の新しい気候変動対策へのコミットメントを発表した。

Lowe’sは、本ネットゼロ目標は、Science Based Targets initiative(SBTi)のガイドラインに従って作り、同社は2030年までにScope 1と2の排出量を40%削減し、2021年基準で、より幅広いバリューチェーンにおけるScope 3の排出量を22.5%削減するなどSBTiと連携した気候に関する中間目標にコミットしたと述べた。

同社は、ネット・ゼロ戦略の主要な側面として、業務効率の向上、エネルギー効率や再生可能エネルギーへの投資、車両や施設に関連する排出量を削減する新技術の検討など、自社のフットプリント内での排出量削減への取り組み、ガス駆動の製品からバッテリーや電気製品、エネルギー効率の高い製品への移行など、顧客に提供する持続可能な製品とサービスの拡大、サプライヤーの業務効率の向上、再生可能エネルギーの使用、低炭素イノベーションの促進など上流部門での排出量削減に寄与するサプライヤーとの連携などを挙げている。

【参照ページ】
(原文)LOWE’S SETS GOAL TO REACH NET-ZERO EMISSIONS ACROSS SCOPES 1, 2 AND 3 BY 2050
(日本語訳)ローズは、2050年までにスコープ1、2、3全体でネット・ゼロ・エミッションを達成するという目標を掲げています。

関連記事

“CSAセミナー"

おすすめ記事

  1. ウェルビーイングとは?5つの要素から企業に求められる対応を解説

    2024-5-15

    ウェルビーイングとは?5つの要素から企業に求められる対応を解説

    上場企業であれば気候変動の情報開示が当たり前になってきたのと同じく、人材のウェルビーイングの実現に…
  2. CSRDとは。日本企業に与える影響と今すぐできる対応を紹介。

    2024-5-7

    CSRDとは。日本企業に与える影響と今すぐできる対応を紹介。

    CSRD(Corporate Sustainability Reporting Directive…
  3. ESG投資とは。改めて考える重要性とESG経営のメリット・今後の課題

    2024-4-30

    ESG投資とは。改めて考える重要性とESG経営のメリット・今後の課題

    ESG投資の流れは国内外において拡大を続けている分野であり、注目を集めている。投資家のニーズに応え…

ピックアップ記事

  1. 2025-4-2

    金融業界の95%のCO2排出は「間接的」:資金提供排出の実態

    3月6日、米信用情報大手のEquifaxが新たなブログを発表し、金融機関の温室効果ガス排出の約95…
  2. 2025-4-2

    サステナビリティの課題と機会 – 財務・ITとの連携が成功のカギ

    2月27日、ERM Sustainability Institute、Salesforce、Glo…
  3. ESRS開示の実態調査(2024年上半期)から見えた企業が抱える共通課題とは

    2025-4-1

    ESRS開示の実態調査(2024年上半期)から見えた企業が抱える共通課題とは

    CSRD(企業サステナビリティ報告指令)のオムニバス草案が提出され、欧州の開示規則が変わる中、20…

““登録02へのリンク"

ページ上部へ戻る