Schneider Electric、約727億円の新しい気候・産業技術ベンチャーファンドを支援

Schneider Electric、約727億円の新しい気候・産業技術ベンチャーファンドを支援

11月17日、Schneider Electric系列のベンチャー投資家SE Venturesは、気候・産業技術系スタートアップの資金調達を加速させることを目的とした5億ユーロ(約727億円)のファンドを立ち上げると発表した。

Schneider Electric が支援する新ファンドは、気候テック、産業用AI、モビリティ、プロップテック、サイバーセキュリティの分野における「カテゴリーを定義する企業」をターゲットにする予定だ。ファンドは2023年1月に展開を開始する予定である。本ファンドは、2018年のファンドIの立ち上げに続き、SE Venturesにとって2つ目のファンドとなり、投資家のコミットメント資本は10億ドル(約1,400億円)に達した。

SE Venturesは設立以来、40社以上のスタートアップ、7つのベンチャーファンドに投資し、パートナーシップエンゲージメントを通じてさらに200社のスタートアップに投資してきた。SE Venturesは、ChaturvedyとゼネラルパートナーであるGrant AllenとVarun Jainが率いている。新ファンド設立に伴い、SE Venturesは、グローバルチームの拡大も計画しているという。

【参照ページ】
(原文)SE Ventures announces €500 million Fund II to accelerate climate and industrial tech start-ups
(日本語訳)SE Ventures、気候変動と産業技術の新興企業を加速させる5億ユーロのファンドIIを発表

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