MIGAとドイツ銀行、10億ユーロ規模の貿易金融保証プラットフォームを設立

7月14日、世界銀行グループ保証プラットフォームを運営する多数国間投資保証機関(MIGA)は、ドイツ銀行と提携し、フロンティア市場および新興国向けの貿易金融を拡大するため、総額10億ユーロの保証プラットフォームを設立したと発表した。
同プラットフォームは、MIGAにとって世界的な商業銀行と連携する初の独立型・プログラム型貿易金融ポートフォリオ保証の枠組みとなる。MIGAは対象となる国営銀行による貿易金融取引の支払い不履行リスクを保証し、生活必需品の輸入や十分な金融サービスを受けられていない顧客層への資金供給を支援する。
対象分野には、国際開発協会(IDA)対象国、脆弱・紛争影響国(FCS)、中小企業(SME)、農業、保健、水分野が含まれる。MIGAは、保証を通じて実現する貿易金融の一定割合をこれらの重点分野へ振り向ける方針を示した。
両機関は、MIGAのリスク軽減機能とドイツ銀行の広範な貿易金融ネットワークを組み合わせることで、リスク許容度の低下や資金不足が進む市場における貿易金融の維持・拡大を目指す。これにより、世界銀行グループが掲げる雇用創出と経済機会の拡大にも貢献するとしている。
MIGAの貿易金融保証は、政府、国営銀行、公的機関による無条件の金融債務の不履行に伴う損失を補償する仕組みである。MIGAは1988年の設立以来、123の新興国・開発途上国で累計1,000億ドル超の保証を提供し、1,000件以上のプロジェクトを支援している。
原文:MIGA, Deutsche Bank Partner to Increase Trade Finance in Frontier and Emerging Markets with EUR 1 Billion Guarantee Platform
日本語参考訳:MIGAとドイツ銀行が提携し、10億ユーロの保証プラットフォームを通じてフロンティア市場および新興市場における貿易金融を拡大
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