アスエネとアイ・グリッド・ソリューション、脱炭素経営推進で提携

10月12日、CO2排出量見える化・削減・報告クラウドサービス「アスゼロ」を提供するアスエネは、GXソリューションを提供するアイ・グリッド・ソリューションズと業務提携したと発表した。アスゼロとアイ・グリッドの脱炭素ソリューションにより、Scope1-3における企業の脱炭素化を推進する。

脱炭素へ向けた動きはグローバルで加速しており、上場企業では、財務情報だけではなく気候関連財務情報(GHG排出量の指標、削減対策、リスク・機会分析など)の開示が求められるようになっている。また、製造業などのサプライチェーンにあたる中小企業にもCO2見える化や削減対策が求められていく。

アスエネの「アスゼロ」は企業・自治体を対象に、Scope1-3のサプライチェーン全体のCO2排出量見える化・削減・報告クラウドサービスとSXコンサルティングを行っている。

アイ・グリッドはグリーンテックを推進し、グリーンエネルギーが地域をめぐるサステナブルな世界の実現を目指すため、太陽光発電所の運営や蓄電池サービスなどのGXソリューションを展開している。同社は今回、企業のGXマネジメントをさらに強化するために当社と業務提携し、「アスゼロ」を導入した。

【参照ページ】
アスエネとアイ・グリッド・ソリューションズが業務提携。脱炭素ソリューションをワンストップで提供可能

関連記事

“イベントへのリンク"

おすすめ記事

  1. 2024-4-9

    SBTN(Science-Based Targets for Nature)とは。企業のネイチャーポジティブ経営を実現する目標設定の方法論を解説。

    TNFDのフレームワークが公開され、先進企業ではフレームワークに基づく情報開示が進みつつある(20…
  2. 2024-4-2

    【さくっと読める】TNFDの開示とは。重要ポイントを抽出。

    2023年9月、TNFDのフレームワークが完成し公開された。2023年時点でTNFDに基づく開示を…
  3. 2024-3-26

    【さくっと読める】ESGスコアとは。基本的知識を解説。

    今月から、サスティナビリティ情報開示で関心の高いテーマについて、さくっと読める解説コラムを発行して…

ピックアップ記事

  1. アップルのサプライチェーンの95%、2030年までに100%再生可能エネルギー使用を約束

    2024-4-25

    アップルのサプライチェーンの95%、2030年までに100%再生可能エネルギー使用を約束

    4月17日、アップルは、バリューチェーンの脱炭素化という目標に向けて大きく前進していることを発表し…
  2. 2024-4-24

    ダウとP&G、プラスチック・リサイクル技術の共同開発契約を締結

    3月25日、 米国の化学世界大手であるダウと消費財業界大手のP&Gは、プラスチック・リサ…
  3. 2024-4-24

    住商グループとパートナー企業、太陽光発電パネルの再利用・リサイクル実証実験に着手

    3月28日、住友商事、三井住友ファイナンス&リース(SMFL)、SMFLみらいパートナーズ…

ページ上部へ戻る