CDP、2023年の気候変動質問票から、プラスチックに関する設問を追加 パブリックコメントを募集

CDP、2023年の気候変動質問票から、プラスチックに関する設問を追加 パブリックコメントを募集

6月13日、2023年のCDP気候変動の質問票から、プラスチックに関する設問を追加する案を発表し、パブリックコメントの募集を開始した。CDPは、プラスチック関連の情報開示を検討する。 パブリックコメントの募集は7月8日までである 。

本コンサルテーションの内容は以下の通りである。

  • CDPは、情報開示にプラスチックの生産と使用に関する情報を要求する提案についてフィードバックを提供する。
  • 質問案の実現可能性と妥当性、および回答の準備についてCDPとフィードバックを共有する。
  • CDPのアプローチに情報を提供するための技術的専門知識を共有する。

本コンサルテーションで提示された質問はまだ予備的なものであり、CDPは2023年の最終質問票を公表する際に、質問を修正、追加、削除する可能性があるという。

【参照ページ】
(原文)Plastics Questions for CDP’s 2023 Questionnaire(s)
(日本語訳)CDPの2023年版アンケートへのプラスチックに関する質問

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