6月24日、投資顧問会社Nuveenは、気候変動に特化した新しいファンドを立ち上げ、気候変動のリーダーや破壊的な技術ソリューション、および実際の排出量削減の機会を提供する高炭素排出企業への投資を発表した。
Nuveen Global Net Zero Transition ETF (NTZG)は、スチュワードシップとエンゲージメントを通じてポートフォリオの炭素排出量を削減しながら、長期的に良好なパフォーマンスの提供を目指す戦略を採用している。
Nuveenは、ネット・ゼロ・スチュワードシップ・アプローチは、ポートフォリオの中で最も炭素排出量の多い企業に焦点を当て、企業の排出量削減達成をより近づけるものであると述べている。本アプローチの主な要素には、気候戦略への期待を確立するための企業とのコミュニケーション、戦略の強化の推奨、目標に対する進捗のモニタリングなどが挙げられる。
新しいETFは、二酸化炭素排出量の削減に焦点を当てながら、MSCIオールカントリー・ワールド・インデックス(ACWI)をアウトパフォームすることを目指す。
【参照ページ】
(原文)Nuveen launches carbon-transition ETF
(日本語訳)投資顧問会社Nuveen、ネット・ゼロ移行ファンドで主要排出国をターゲットに設定