6月13日、ソーシャル・インパクト・マネジメント・プラットフォームのSubmittable(サブミッタブル)は、テクノロジーに特化した投資会社アクセルKKRが主導するシリーズC資金で4700万ドル(約63億円)を調達したと発表。本資金調達で得た資金は、同社の製品を拡大し、企業の社会的責任やその他のソーシャルグッドプログラムの進化に対応するために使用される予定だ。
2010年に設立されたサブミッタブルは、企業、政府、慈善団体がソーシャルグッドプログラムを管理し、その効果を最大化するために利用されている。サブミッタブルは、社会的公正やサステナビリティのための助成金、コミュニティ支援のための企業寄付、奨学金、フェローシップ、賞、そしてポジティブな変化を促すクリエイティブなプロジェクトなどの管理が可能であり、顧客は、上記のプログラムを利用することで、社会的公正やサステナビリティを高めることができる。
サブミッタブルによると、公共、民間、非営利団体が需要の危機に対応するために資金調達や取り組みを強化したため、ソーシャルインパクトセクターは近年、かつてないほどの成長を遂げたという。例えば2020年には、68%の企業がコミュニティ投資への支出を加速させ、93%が多様性、公平性、包括性(DEI)に対してより多くのリソースを割り当てた。
今回の資金調達により、需要に合わせてチームとプラットフォームを拡大しながら、これらのプログラム、特に企業の社会的責任の急速な進化に対応するための製品および機能の拡張を継続することが可能になる。
【参照ページ】
(原文)Submittable Secures $47 Million in Series C Funding to Accelerate Social Impact Programs
(日本語訳)Submittable、ソーシャルインパクトプログラムの加速に向け、4700万ドルのシリーズC資金を調達