5月24日、グローバルな資産運用会社である Lombard Odier Investment Managers(LOIM)は、気候変動に焦点を当てた、新しいサステナブルプライベートクレジット戦略を立ち上げ、環境庁年金基金(EAPF)が本ファンドの最初の決算のための基幹投資家として参加したと発表した。
LOIMサステナブルプライベートクレジット戦略は、多様な北米の気候変動に関連する産業に対して、プライベートローンの提供を目的としている。本戦略は、直接融資戦略よりも市場の相関性が低く、魅力的なリスク調整後リターンの獲得を目指すと同時に、資金効率の低い市場においてオーダーメイドの構造化された流動性を提供する。
クレジット戦略は、Sustainable Finance Disclosure Regulations(SFDR)第9条に分類される。
EAPFは、英国における環境の保護と改善のための主要な公的機関である。英国の地方政府年金制度(LGPS)の一部を構成し、環境庁(EA)の現役および閉鎖型年金基金に代わって、約45億ポンド(約7,000億円)の資産を管理している。
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(参考記事)Lombard Odier Investment Managers launches Sustainable Private Credit Strategy
(日本語訳)LOIM、サステナブルプライベートクレジット戦略を開始