5月4日、グローバルな投資運用会社であるT. Rowe Priceは、2050年までに温室効果ガスの排出を完全にゼロにする目標を約束する資産運用会社の連合体、Net Zero Asset As Managers Initiative(NZAMI)への参加を発表した。
Net Zero Asset Managersイニシアティブは、温暖化を1.5℃に抑えるという世界の取り組みに合わせて、2050年またはそれ以前に温室効果ガスの排出をネット・ゼロにする目標を支持する資産運用会社のグループによって、 2020年12月に発足した。発足以来、本イニシアティブは急速に拡大し、約60兆ドルの運用資産に相当する230以上の署名者が参加している。
本イニシアティブの署名機関は、2050年またはそれ以前に全資産を対象にネット・ゼロ・エミッションを達成するという脱炭素化目標について顧客の資産家と協力する。2050年のネット・ゼロに合わせて運用する資産の割合について暫定目標を設定し、5年ごとに目標を見直し、資産の100%が含まれるまでその割合を段階的に増加させるなどの幅広い取り組みを行う。また、2050年までのネット・ゼロ・エミッションに沿った投資商品の開発、気候ソリューションへの投資の促進、ネット・ゼロ投資と気候リスクおよび機会に関する情報と分析の顧客への提供、スチュワードシップ、関与、投票政策、提言政策をネット・ゼロ目標に合わせることに合意している。
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【参照ページ】
(原文)T. ROWE PRICE JOINS NET ZERO ASSET MANAGERS INITIATIVE
(日本語訳)投資運用会社T. Rowe Price、ネット・ゼロ・アセット・マネージャーズ・イニシアチブに参加