4月14日、世界最大の資産運用会社であるBlackRockは、企業や政府発行体に投資している運用資産の少なくとも4分の3は、2030年までに科学的根拠に基づくネット・ゼロに沿った気候目標を持つ発行体へ投資されると予測した。
BlackRockは、現在、企業や政府発行体の運用資産の約25%が、2050年までにネット・ゼロを達成する科学的根拠に基づく目標を持つ発行体に投資されており、2030年までに75%に増加すると指摘している。同社は、金融機関に対し、2040年までに科学的根拠に基づく目標をポートフォリオに100%組み込むことを求める「Science Based Targets」イニシアティブを達成するためには、2030年までに少なくとも61%の目標を組み込む必要があると述べている。
【参照ページ】
(原文)BlackRock’s 2030 net zero statement
(日本語訳)資産運用大手BlackRock、2030年までの企業・政府発行体におけるESG投資の加速を予測