メルセデス・ベンツ、2030年までにCO2排出量を半減するESG施策を発表

メルセデス・ベンツ、2030年までにCO2排出量を半減するESG計画を発表

4月11日、メルセデス・ベンツは、2030年までに乗用車1台あたりのCO2排出量を50%以上削減する計画や、グリーンファイナンスおよびサステナビリティに関連するファイナンスの利用を拡大する計画など、新たなESG施策を発表した。

同社は新計画を、投資家およびアナリスト向けのデジタルESGカンファレンスで発表した。車両の電動化、グリーンエネルギーによる充電、バッテリー技術の向上、生産におけるリサイクル素材や再生可能エネルギーの利用など、気候変動に関する目標達成に向けて進めている主要なレバーやイニシアチブについても説明した。

同社の戦略には、2030年までに400億ユーロ以上の投資計画が含まれており、研究開発、バッテリー容量、充電ネットワーク、生産などにわたる主要分野で支出を行う。

【参照ページ】
(原文)Mercedes-Benz Cars aims to slash CO2 emissions by more than 50 percent by end of this decade

関連記事

おすすめ記事

  1. ウェルビーイングとは?5つの要素から企業に求められる対応を解説

    2024-5-15

    ウェルビーイングとは?5つの要素から企業に求められる対応を解説

    上場企業であれば気候変動の情報開示が当たり前になってきたのと同じく、人材のウェルビーイングの実現に…
  2. CSRDとは。日本企業に与える影響と今すぐできる対応を紹介。

    2024-5-7

    CSRDとは。日本企業に与える影響と今すぐできる対応を紹介。

    CSRD(Corporate Sustainability Reporting Directive…
  3. ESG投資とは。改めて考える重要性とESG経営のメリット・今後の課題

    2024-4-30

    ESG投資とは。改めて考える重要性とESG経営のメリット・今後の課題

    ESG投資の流れは国内外において拡大を続けている分野であり、注目を集めている。投資家のニーズに応え…

ピックアップ記事

  1. 2025-7-1

    カナダ年金基金、2030年までに4,000億ドルの気候投資

    6月19日、カナダの大手機関投資家であるケベック州貯蓄投資公庫(CDPQ)は、2050年ネットゼロ…
  2. 2025-7-1

    GRI、サステナビリティ報告のデジタル化を促進する新「サステナビリティ・タクソノミー」を発表

    6月19日、GRI(Global Reporting Initiative)は、新たに「GRI S…
  3. GRI 102/103 新基準の実務チェックポイント:IFRS/ISSB基準と一部整合へ

    2025-6-30

    GRI 102/103 新基準の実務チェックポイント:IFRS/ISSB基準と一部整合へ

    サステナビリティ情報開示における基準間の整合性の確保は、ますます重要な課題となっている。CSRD(…

““登録03へのリンク"

ページ上部へ戻る