3月3日、Volvo CarsはCabonlineと協働し、EVのワイヤレス充電技術について3年間の実証を行うと発表した。
ワイヤレス充電テストは、戦略的イニシアティブである「Gothenburg Green City Zone」において、市内の指定地域を持続可能な技術開発のための実地試験場として活用するプロジェクトの1つである。
テストで使用される充電ステーションは、ワイヤレス電気充電システムの主要プロバイダーであるMomentum Dynamicsが提供する。対応する車両が道路に埋め込まれた充電パッドの上に駐車すると、自動的に充電が開始され、ドライバーは車から降りることなく便利に充電を行うことができる。
本プロジェクトに参加するその他のパートナーは、スウェーデンの自社小売店であるVolvo BilおよびVolvo Car Sörred、スウェーデンのエネルギー会社であるVattenfallとその充電ネットワークInCharge、市のエネルギー会社Göteborg Energi市所有の市経済開発機関Business Region Gothenburgなどである。
Volvo Carsは昨年、2030年までに排出ガスのない交通手段の実現を目指すイニシアティブ「 Gothenburg Green City Zone 」の立ち上げに参加した。実際の都市を実験場とすることで、電動化・シェアードモビリティ・自律走行・コネクティビティ・安全性などの分野における技術やサービスの開発を加速する。
【参照ページ】
(原文)Volvo Cars tests new wireless charging technology
(日本語訳)Volvo Cars、新しいワイヤレス充電技術をテスト