Neste、物流事業者向けEV充電サービス導入を発表

2月15日、Nesteはフィンランド市場で初となる物流事業者向けEV充電サービスの導入を発表した。本サービスを利用しEVを充電することで、物流会社は温室効果ガス排出を平均85%削減できる。

Nesteのバイオディーゼル燃料「Neste MY Renewable Diesel™」によって、ドライバーや企業は化石ディーゼルの使用と比較し、温室効果ガス排出の最大90%削減が可能になる。Nesteは、導入する新しい充電サービスにより低排出ガス交通への移行に向けた製品群拡充を目指す。

本サービスは、NesteモバイルアプリケーションやRFIDタグを活用し充電を行うことができ、物流会社は自社や協力会社の小型物流拠点での充電により、移動を最小限に抑制できる。また、2021年8月にフィンランド市場に導入されたNesteの排出量報告サービスにより、温室効果ガス排出量と排出削減量のモニタリングも可能だ。

Nesteは現在、職場専用の電気充電ソリューションを独自に計画しており、2022年中にフィンランドのポルヴォー製油所とエスポーにある Neste本社での試験運用を開始する予定だ。

【参照ページ】
(原文)Neste introduces electric charging service for logistics companies in Finland – plans for a workplace charging solution
(日本語訳)Neste、物流事業者向けEV充電サービス導入を発表

関連記事

“イベントへのリンク"

おすすめ記事

  1. 2024-4-16

    SSBJ公開草案の重要ポイント解説:今後の気候変動の情報開示はどう動くか

    2024年3月29日、サステナビリティ基準委員会(SSBJ)が国内のサステナビリティ開示基準の草案…
  2. 2024-4-9

    SBTN(Science-Based Targets for Nature)とは。企業のネイチャーポジティブ経営を実現する目標設定の方法論を解説。

    TNFDのフレームワークが公開され、先進企業ではフレームワークに基づく情報開示が進みつつある(20…
  3. 2024-4-2

    【さくっと読める】TNFDの開示とは。重要ポイントを抽出。

    2023年9月、TNFDのフレームワークが完成し公開された。2023年時点でTNFDに基づく開示を…

ピックアップ記事

  1. 2024-5-2

    環境NGO、MUFG、SMFG、みずほFG、中部電力に気候変動株主提案を再提出

    4月15日、環境NGOの3団体は、MUFG、SMFG、みずほFG、中部電力の4社に対し、気候変動株…
  2. MUFG

    2024-4-30

    MUFG、サステナブルファイナンス目標を100兆円に引き上げ

    4月1日、三菱UFJフィナンシャル・グループ(MUFG)は、サステナブルファイナンスの実行額目標を…
  3. 2024-4-30

    経産省とJPX、SX銘柄2024として15社を選定

    4月23日、経済産業省と東京証券取引所(JPX)はサステナビリティ・トランスフォーメーション(SX…

ページ上部へ戻る