WBA、SDGs達成に影響力のある企業を特定したリスト「SDG2000」を発表

WBA、SDGs達成に影響力のある企業を特定したリスト「SDG2000」を発表

1月19日、World Benchmarking Alliance(WBA)は、国連持続可能な開発目標(SDGs)の達成に最も影響力のある企業2,000社のリスト「SDG2000」を発表した。本リストは、2020年1月から発表されており、今回の発表は3回目となる。

WBAは、2030年までに国連の「持続可能な開発目標」を達成するためには民間企業の活躍が不可欠であるとし、SDG2000リストにおいて、アルジェリアからベトナムまで、最も影響力のある企業2,000社を特定している。今後数年間、WBAのベンチマークは、遅れをとっている企業が責任を問われるような「トップへの競争」を促進することを可能にする。

今回、選出された2,000社は85ヵ国から選出されており、総売上は36.5兆米ドル(約4,200兆円)、総従業員数は9,700万人となっている。地域別にみると、米国が453社、中国252社、日本162社、英国84社、インド81社、フランス77社、ドイツ75社、カナダと韓国48社、オランダ45社、スイス39社、ブラジル38社、台湾35社、香港25社等となっている。

本リストは無料で公開されており、誰でも入手することができる。

【参照ページ】
(原文)The 2,000 most influential companies
(日本語訳)WBA、SDGs達成に影響力のある企業を特定したリスト「SDG2000」を発表

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