12月1日、欧州財務報告諮問グループ(EFRAG)とGRIは、それぞれの新しい生物多様性基準のための技術的作業で協働することを発表した。EFRAGは6月中旬にEU基準のドラフトを欧州委員会に提出する予定であり、GRIは2022年後半に更新されたGRI生物多様性基準のリリースを目指している。
今回の発表の協働では、各々が進める基準策定で連携するため、互いの技術専門家グループに参加し、情報共有、作業計画調整、スケジュール調整等を行う。
新しい GRI 生物多様性スタンダードの開発を主導するため、18 名からなる技術委員会が GSSB によって任命された。企業からは、ConocoPhillips, DSM, L’OCCITANE Group, Rio Tinto、その他、BirdLife International, IUCN, Marine Watch International, WWF、PBAF, World Bank、Department of Conservation – Wellingtn、CDP, Deloitte, Global Balance, Lancaster University, Rainforest Alliance, UEBT, UNEP-WCMCなどの機関が任命された。
【参照ページ】
(原文)EFRAG and GRI to co-construct biodiversity standard
(日本語訳)EFRAGとGRIが生物多様性基準を共同構築へ