Swedbank Robur、ポートフォリオの排出量を2017年から50%削減

 

10月29日、北欧の資産運用会社であるSwedbank Roburは2017年以降、株式および社債のCO2排出量を50%削減したことを明らかにし、2040年までに排出量をネット・ゼロにすることを目標としているため、それに連動した新たな気候目標を発表した。

今回の新たな発表は、ネット・ゼロ・アセット・マネジャーズ・イニシアチブがCOP26に関連して発表する報告書の一部を構成するもので、パリ協定の目標を達成するために署名者が共通のフレームワークに基づいて使用する目標と方法論が盛り込まれる。ネット・ゼロ・アセット・マネージャーズ」は、温暖化を1.5℃に抑えるための世界的な取り組みに合わせて、2050年またはそれ以前に温室効果ガスの排出をネット・ゼロにするという目標を支持することを約束したアセット・マネージャーのグループで、2020年12月に発足した。このイニシアチブは、気候変動に焦点を当てた金融業界の連合体であるGlasgow Financial Alliance for Net Zero(GFANZ)の一部を構成している。

Swedbank Roburは、2019年を基準として2030年までに排出量を半減させ、2040年までにネット・ゼロ・エミッションを達成することを新たな目標としています。この目標は、ネット・ゼロ・ターゲットを設定した企業への投資によって一部達成され、資産運用会社のAUMに占めるネット・ゼロ・ターゲットの割合を、2030年までに60%、2040年までに100%とすることを目標としている。また再生可能エネルギーへの投資を中心に、気候変動対策への投資を拡大し、企業のネット・ゼロ目標の設定・推進に積極的に関与していくことを約束している。

【参照ページ】Halved carbon emissions for Swedbank Robur on managed capital* – sets new milestones for its climate work

関連記事

“セミナーへのリンク"

おすすめ記事

  1. ウェルビーイングとは?5つの要素から企業に求められる対応を解説

    2024-5-15

    ウェルビーイングとは?5つの要素から企業に求められる対応を解説

    上場企業であれば気候変動の情報開示が当たり前になってきたのと同じく、人材のウェルビーイングの実現に…
  2. CSRDとは。日本企業に与える影響と今すぐできる対応を紹介。

    2024-5-7

    CSRDとは。日本企業に与える影響と今すぐできる対応を紹介。

    CSRD(Corporate Sustainability Reporting Directive…
  3. ESG投資とは。改めて考える重要性とESG経営のメリット・今後の課題

    2024-4-30

    ESG投資とは。改めて考える重要性とESG経営のメリット・今後の課題

    ESG投資の流れは国内外において拡大を続けている分野であり、注目を集めている。投資家のニーズに応え…

ピックアップ記事

  1. ESGセミナー・イベント一覧(2024年11月以降)

    2024-11-18

    ESGセミナー・イベント一覧(2024年11月以降)

    サステナビリティを推進には新しい知見の収集が必須。しかし、必要なセミナー情報を見つけるのに時間がか…
  2. ISSA5000とサステナビリティ保証:企業が今すぐ始めるべき対応ポイント

    2024-11-18

    ISSA5000とサステナビリティ保証:企業が今すぐ始めるべき対応ポイント(再掲)

    サステナビリティ情報、非財務情報、ESGデータなど企業のサステナビリティの取り組みを示す情報は、投…
  3. 2024-11-15

    【PR】12/3 記念イベントESG評価スコア改善『S&Pに聞く!2025年に向けたCSA徹底解剖』 (オンライン)

    いつもESG Journal Japanをご覧いただきましてありがとうございます。 ESG評…

““登録01へのリンク"

ページ上部へ戻る