EcoVadisとNovata、一次データ連携でScope3排出量算定を高度化 サプライヤ排出データを統合

7月30日、EcoVadisとNovataは、EcoVadisが保有するサプライヤの一次炭素データをNovataのサステナビリティ管理プラットフォームに直接統合するパートナーシップを締結したと発表した。
今回の連携により、EcoVadisが収集・検証したサプライヤの温室効果ガス排出量データをNovataのプラットフォーム上で活用できるようになる。両社は、この取り組みを通じてScope3排出量の透明性向上と、投資家や規制当局から求められる高度な情報開示への対応を支援するとしている。
この連携は、EcoVadisが展開する「Carbon Data Network(CDN)」の拡大の一環として実施される。CDNは、高品質な一次データとカーボン会計・サステナビリティ管理プラットフォームを接続し、企業のScope3排出量の可視化や報告を支援するエコシステムとして構築されている。
EcoVadisによると、今回の統合ではサプライヤから収集した一次排出データに加え、サプライチェーン由来の炭素成熟度分析データも提供する。Novataのカーボン管理ソリューションはこれらのデータを取り込み、業界平均値に基づく推計ではなく、サプライヤ単位の詳細データを活用したScope3カテゴリ1(購入した製品・サービス)の排出量算定を可能にする。
また、今回の連携では、EcoVadisが公表した「Carbon Data Reliability Level(DRL) Framework」も活用される。同フレームワークは、企業の温室効果ガス排出量報告におけるデータの信頼性向上を目的としており、EcoVadisの評価手法とCarbon Data Networkを基盤としている。
両社によると、投資会社や企業の利用者は、サプライヤの一次排出データをNovataのプラットフォームへ取り込み、地域や活動区分ごとの詳細な分析に基づくScope3排出量の把握や脱炭素戦略の策定を行うことができる。これにより、投資家や規制当局からの要求に対応するための排出量管理や報告を支援するとしている。
EcoVadisは、今回の発表により、NovataがCarbon Data Networkに参加する主要プラットフォームの一社となり、Scope3データの不足解消と排出量管理の高度化を進めるとしている。
原文:EcoVadis & Novata Form New Partnership to Deliver High-Precision, Primary Carbon Data Integration for Corporate and Investor Decarbonization
日本語参考訳:EcoVadisとNovataが新たなパートナーシップを締結し、企業および投資家の脱炭素化に向けた高精度な一次炭素データ統合を提供開始
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