シュナイダーエレクトリック、PCAFと提携—金融機関の脱炭素化を支援

1月16日、シュナイダーエレクトリックは、金融向け炭素会計パートナーシップ(PCAF)との提携を発表した。同社は2025年1月1日付でPCAFの認定パートナープログラムに参加する初のグローバルサステナビリティコンサルタントとなった。
金融機関の脱炭素化支援
この提携により、同社はPCAFの炭素会計手法を活用し、金融機関の排出量測定と報告を支援する。サステナビリティ分野のリーダーとして、金融機関が投資関連排出量の透明性を高め、ポートフォリオの脱炭素化目標を達成するための戦略を提供する。
シュナイダーエレクトリックのグローバルサステナビリティコンサルティング&レポーティングサービス担当副社長エリック・モーン氏は「PCAFの初のグローバルパートナーとなれたことを誇りに思う。持続可能な未来に向け、投資関連排出量の測定と開示を効果的に進める専門知識を提供していく」と語った。
認定プロセスと展望
PCAFの認定プログラムには、包括的なトレーニング「PCAFアカデミー」の修了が含まれる。シュナイダーエレクトリックはこの資格を活用し、金融機関におけるGHG報告の改善や脱炭素化戦略の統合を支援する予定だ。
PCAFの提携責任者バート・ファン・ランテレン氏は「シュナイダーエレクトリックとの連携を通じ、金融機関が炭素排出量の測定と報告をより効果的に行えるよう支援する」と述べた。