ゴールドマン・サックス、再エネ企業に4.4億ドルの投資

ソーラーパネル

10月7日、エネルギー企業のBrightNightは、Goldman Sachs Alternativesから4億4,000万ドル(約655億円)の戦略的株式投資を受けたと発表した。この投資では、大手機関投資家からの既存の資本コミットメントと合わせ、ゴールドマン・サックスがBrightNightの5カ年事業計画に必要な資金を全額提供し、太陽光発電・エネルギー貯蔵・ハイブリッドソリューションを含む31ギガワットの再生可能エネルギー発電プロジェクト・ポートフォリオの実行を促進する見込みである。

BrightNightは、米国で再生可能電力を電力会社・商業施設・産業界に提供している企業である。また、再生可能エネルギーの断続的な性質を管理するために最適化された、安全性と信頼性の高い大規模な再生可能エネルギー発電プロジェクトを設計・開発・運営している。

また同社は、今年初めに発表された企業信用枠を3億7,500万ドルから4億ドルに増額したことを発表した。この信用枠は、同社が米国のプロジェクトポートフォリオを実行するために必要なバランスシートのサポートを提供し、米国全土の顧客に重要なクリーンエネルギーインフラを提供するものである。

【参照ページ】
(原文)BrightNight Closes $440 Million Strategic Investment from Goldman Sachs Alternatives, Upsizes Corporate Credit Facility to $400 Million
(日本語参考訳)ブライトナイト、ゴールドマン・サックス・オルタナティブズから4億4000万ドルの戦略的投資を獲得、企業信用枠を4億ドルに増額

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