12月10日、プライベート・エクイティ投資家のApaxは、Apax Global Impact Fund(AGI)の最終クローズを発表した。
Apaxによると、本ファンドは、ヘルス&ウェルネス、環境&資源、社会&経済モビリティ、デジタル・インパクト・イネイブラーなどの主要テーマを対象に、社会的または環境的に具体的なインパクトを提供する企業を支援することを目的としており、独自のインパクト測定システムを活用してインパクトを評価・監視し、ポートフォリオ全体の成果を特定・追跡する。
本ファンドは、EUのSFDR規制の第9条に分類されている。
これまでAGIは、サプライチェーン・リスクマネジメント・ソフトウェア・プラットフォームのGAN Integrity、ソーシャルグッドに特化したソフトウェア企業のBonterra、摂食障害治療のEating Recovery Center、学校と代用教員をつなぐオンライン・マーケットプレイスのSwing Educationの4社に投資してきた。
【参照ページ】
(原文)Apax closes Global Impact Fund at c.$900m
(日本語参考訳)Apax、グローバル・インパクト・ファンドに約1,300億円を調達