Telia Company、ネット・ゼロ目標がSBTiから承認

Telia Company、科学的根拠に基づくネット・ゼロ目標がSBTiから承認

9月7日、Telia Companyは、2040年までにバリューチェーン全体で温室効果ガス(GHG)排出量ネット・ゼロを達成することを全体目標として設定した目標が、科学的根拠に基づく目標イニシアティブ(SBTi)によって承認されたことを発表した。全体目標に加えて、SBTiはTeliaの更新された短期目標と新しい長期目標も検証した。

科学的根拠に基づく目標は、企業がGHG排出量を削減するための明確な道筋を示すもので、気候変動の最悪の影響を防ぎ、事業の将来性を確保するのに役立つ。目標は、パリ協定の目標(地球温暖化を産業革命以前の水準より1.5℃上昇させること)を達成するために必要であると最新の気候科学がみなすものと一致している場合、「科学的根拠に基づく」とみなされる。

Telia Companyは、2025年までに自社事業(スコープ1および2)からの排出量を半減させるという短期目標を前倒しで達成した後、その目標を更新した。同社は、2020年に100%再生可能な電力に切り替えることでこの目標を達成した。新しい長期目標は、短期目標を補完するものであり、全体目標の達成を保証するものである。

【参照ページ】
(原文)Telia Company’s net-zero science-based targets approved by SBTi
(日本語参考訳)Telia Company、科学的根拠に基づくネット・ゼロ目標がSBTiから承認

関連記事

“セミナーへのリンク"

おすすめ記事

  1. ウェルビーイングとは?5つの要素から企業に求められる対応を解説

    2024-5-15

    ウェルビーイングとは?5つの要素から企業に求められる対応を解説

    上場企業であれば気候変動の情報開示が当たり前になってきたのと同じく、人材のウェルビーイングの実現に…
  2. CSRDとは。日本企業に与える影響と今すぐできる対応を紹介。

    2024-5-7

    CSRDとは。日本企業に与える影響と今すぐできる対応を紹介。

    CSRD(Corporate Sustainability Reporting Directive…
  3. ESG投資とは。改めて考える重要性とESG経営のメリット・今後の課題

    2024-4-30

    ESG投資とは。改めて考える重要性とESG経営のメリット・今後の課題

    ESG投資の流れは国内外において拡大を続けている分野であり、注目を集めている。投資家のニーズに応え…

ピックアップ記事

  1. 【PR】11/20ESG Journal Cafe 『SSBJ基準対応に向けたギャップ分析と改善アプローチを徹底解剖』

    2024-10-28

    【PR】11/20ESG Journal Cafe 『SSBJ基準対応に向けたギャップ分析と改善アプローチを徹底解剖』

    「ESG Journal Cafe」は、「ESG Journal Japan」が主催する会…
  2. 2024-10-24

    S&Pグローバル、「S&Pグローバル気候センター・オブ・エクセレンス」を発表

    10月10日、S&Pグローバルは、「S&Pグローバル気候センター・オブ・エクセレン…
  3. お役立ちツール「開示基準の早見表」のご紹介

    2024-10-15

    お役立ちツール「開示基準の早見表」のご紹介

    ESG Journalでは、実務に役立つ資料やツールを無料で公開しています。今回は、大好評の「開示…

““登録03へのリンク"

ページ上部へ戻る