DHLグローバルフォワーディング、定額制の低炭素輸送「GoGreen Plus」新ポートフォリオを開始

2月23日、国際物流大手のDHL Global Forwardingは顧客が定額料金で低炭素輸送サービスを利用できる新たな「GoGreen Plus」ポートフォリオを立ち上げたと発表した。輸送に伴う温室効果ガス排出の削減をより分かりやすく、実行しやすい形で提供することが狙いだ。
同サービスは、持続可能な航空燃料(SAF)や海上輸送向けの代替燃料などを活用し、輸送由来の排出削減を実現する仕組みをパッケージ化したもの。従来は個別契約や数量に応じた設計が必要だったが、定額モデルを導入することで、企業規模を問わず導入しやすい価格体系とした。これにより、サプライチェーン全体での脱炭素化を加速させる。
DHLはすでにグループ全体で脱炭素戦略を強化しており、低排出燃料の利用拡大や電動車両の導入を進めている。今回の新ポートフォリオは、顧客企業が自社のスコープ3排出削減目標を達成するための具体的な手段を提供する位置づけだ。排出削減量は透明性の高い方法で算定・報告されるとしている。
国際物流分野では、顧客企業からの環境配慮要請が高まる一方、低炭素燃料のコストや供給制約が課題となっている。定額制モデルの導入は、価格の予見性を高めることで、企業の長期的な調達計画を後押しする可能性がある。
グローバルなサプライチェーンの脱炭素化は、企業の競争力やブランド価値にも直結するテーマとなっている。DHLの新たな取り組みは、物流業界における低炭素化サービスの標準化と普及を促す動きとして注目されそうだ。
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