Dun & Bradstreet、ESGランキングを7400万社に拡大

Dun & Bradstreet、ESGランキングを7400万社に拡大

5月3日、ビジネスデータおよび分析プロバイダーのDun & Bradstreetは、ESGランキングの大幅な拡大を発表し、カバー率を4200万社から7400万社の公開・非公開企業に拡大した。

本ランキングは、2021年に開始されたもので、企業がビジネスパートナーの持続可能なパフォーマンスや活動を評価・追跡できるように設計された、同社のESGインテリジェンスソリューションの一部を構成している。

本ランキングは、ユーザーがESGリスクと機会を評価することを目的としており、13のESGテーマと31のトピックカテゴリーに分類され、数百万件のソースから収集したデータを用いて、CDP、SASB、GRI、TCFD、UN PRI、UN SGDsなどの持続可能性フレームワークを基に構成されている。

同社が発表したその他のESGツールには、サプライチェーンやベンダーポートフォリオのリスクを管理するための「ESG on Risk Analytics」、調達マネージャーがベンダーを評価するための調査「ESG Self-Assessment」、自己評価を完了することで企業が獲得できる「ESGシール」「ESG Registered」などがある。

【参照ページ】
(原文)Dun & Bradstreet Expands Its ESG Rankings Coverage to Nearly 74 Million Public and Private Companies
(日本語訳)ダン・アンド・ブラッドストリート、ESGランキングの対象企業を約7400万社の公開・非公開企業に拡大

関連記事

おすすめ記事

  1. ウェルビーイングとは?5つの要素から企業に求められる対応を解説

    2024-5-15

    ウェルビーイングとは?5つの要素から企業に求められる対応を解説

    上場企業であれば気候変動の情報開示が当たり前になってきたのと同じく、人材のウェルビーイングの実現に…
  2. CSRDとは。日本企業に与える影響と今すぐできる対応を紹介。

    2024-5-7

    CSRDとは。日本企業に与える影響と今すぐできる対応を紹介。

    CSRD(Corporate Sustainability Reporting Directive…
  3. ESG投資とは。改めて考える重要性とESG経営のメリット・今後の課題

    2024-4-30

    ESG投資とは。改めて考える重要性とESG経営のメリット・今後の課題

    ESG投資の流れは国内外において拡大を続けている分野であり、注目を集めている。投資家のニーズに応え…

ピックアップ記事

  1. 2025-5-16

    EBA、EU域内銀行の気候リスク指数を初公開

    4月25日、欧州銀行監督機構(EBA)は25日、EUおよびEEA(欧州経済領域)域内の銀行セクター…
  2. 2025-5-16

    米国グリーンビルディング協会、持続可能な建築基準「LEED v5」を発表

    4月28日、米国グリーンビルディング協会(USGBC)はLEED(Leadership in En…
  3. 2025-5-14

    ニューヨーク市会計監査官、新たな排出削減基準を発表

    4月22日、ニューヨーク市会計監査官(Comptroller)のBrad Lander氏は、アース…

““登録03へのリンク"

ページ上部へ戻る