気候管理・会計プロバイダーPersefoni、企業や投資家向けのカーボン・モデリングおよびマネジメント・ソリューションを提供開始

6月14日、気候管理・会計プラットフォーム(CMAP)プロバイダーのPersefoni(ペルセフォーニ)は、企業や投資家が排出削減目標を設定、管理、報告し、持続可能な投資戦略を追求するための新ツールシリーズの提供を開始した。新ソリューションには、気候軌道モデリング(CTM)および気候影響ベンチマーク(CIB)モジュールが含まれる。

CTMモジュールにより、企業や投資家は、科学的根拠に基づく目標設定イニシアティブ(SBTi)に沿った排出削減目標をより容易に設定でき、脱炭素化目標達成のために必要な意思決定の理解を深めることができる。本ソリューションは、ペルセフォーニの炭素会計、報告、管理ソフトウェアを使用しており、規制当局、機関投資家、顧客、サプライチェーンパートナーから要求されるさまざまな開示フレームワークへの準拠を可能にしている。

CIBモジュールでは、気候調査プロバイダーであり環境開示プラットフォームであるCDPの排出量データに基づき、国別・セクター平均の排出量強度および炭素パフォーマンスのベンチマークを設定し、投資ポートフォリオの配分に優先順位をつけることが可能だ。本ソリューションでは、ユーザーはベンチマークを設定したい企業またはポートフォリオを選択し、他の10社またはポートフォリオとカーボンパフォーマンスを比較できる。

【関連記事】ERMとPersefoni、気候変動開示のフレームワークの収束と差異を明らかにする調査結果を発表

【参照ページ】
(原文)Accelerate Your Carbon Accounting Strategy with New Benchmarks and Modeling from Persefoni
(日本語訳)Persefoni、企業や投資家向けのカーボン・モデリングおよびマネジメント・ソリューションを提供開始

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