ESG地域金融の実態把握 環境省が全国調査結果を公表

3月6日、環境省は「2025年度ESG地域金融に関するアンケート調査」の結果を公表した。本調査は、「サステナビリティ社会形成に向けたESG地域金融の普及・促進事業」の一環として実施され、国内におけるESG金融の普及状況を把握し、今後の拡大に向けた課題整理を目的とするものである。
背景には、気候変動対策、循環経済、ネイチャーポジティブといった国際的潮流の進展がある。これらの実現には、環境負荷低減と経済成長・産業競争力のデカップリングが求められており、地域金融機関には地域資源の持続的活用を通じた地域経済の活性化および課題解決における中核的役割が期待されている。
こうした文脈において、地場企業や地方自治体と連携し、地域課題解決と経済活性化を同時に実現する金融の枠組みとして「ESG地域金融」の推進が重視されている。本調査では、都市銀行、地方銀行、信用金庫、信用組合など国内金融機関を対象に、ESG金融に関する取組体制、課題、資金需要などを把握・整理した。
環境省はこれまで、2019年度から2023年度に「地域におけるESG金融促進事業」を実施し、2024年度以降は現行事業へと発展させている。本調査結果を踏まえ、関係省庁と連携しつつ、ESG金融のさらなる拡大に資する政策の検討を進める方針である。
(原文)2025年度ESG地域金融に関するアンケート調査結果の公表について
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