旭化成、三井化学、三菱ケミカル、カーボンニュートラル実現に向け3社連携

5月8日、旭化成、三井化学、三菱ケミカルは、西日本に各社が保有するエチレン製造設備について、カーボンニュートラル実現に向けた原燃料転換等の検討を共同で進めることを発表した。

各社単独での取り組みでは実装化のスピードやGHG削減の効率性に限界があるため、今回の共同検討により、西日本に拠点を有する3社が地区を超えて連携することで、エチレン製造設備、さらには各社の保有する石油化学製品のグリーン化をより迅速かつ効率的に進める狙いがある。

今後3社は、石油資源に代わるバイオマスの原料化、低炭素燃料への転換等、グリーン化に資する具体的な方策並びに将来の最適生産体制の検討等に取り組むと示している。

【参照ページ】
(原文)西日本におけるエチレン製造設備のカーボンニュートラル実現に向けた3社連携の検討開始について

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