関西電力、オリックスと蓄電池事業を開始

7月14日、関西電力は、オリックスと和歌山県紀の川市で蓄電器事業を実施することで合意したと発表。2024年4月の事業開始を目指し、関西電力初となる大型蓄電池を導入する。

本事業は、調整力の供出や再生可能エネルギーの余剰電力の吸収、需給ひっ迫時の放電を可能にし、電力需給の安定化や再生可能エネルギーの導入加速に寄与する。さらに、事業開始以降は需給調整市場や日本卸電力取引所、容量市場等の電力市場での取引を通じ、電力需給の安定、および、カーボンニュートラルの実現に貢献する。

同社は今年、事業開始に向けて8月から設置工事を開始する予定だ。

【参照ページ】
オリックスと蓄電所事業へ参入
~電力需給の安定および再生可能エネルギーの導入加速を目指して~

関連記事

おすすめ記事

  1. 2025-7-2

    シェルパ、国際サステナビリティ基準審議会(ISSB)理事・小森氏をゲストにウェビナー「ISSBが示すサステナビリティ情報開示の考え方」を実施

    - ISSB基準に関する最新動向から企業価値向上に向けた戦略的情報開示についてまで、講演と対談を通…
  2. ウェルビーイングとは?5つの要素から企業に求められる対応を解説

    2024-5-15

    ウェルビーイングとは?5つの要素から企業に求められる対応を解説

    上場企業であれば気候変動の情報開示が当たり前になってきたのと同じく、人材のウェルビーイングの実現に…
  3. CSRDとは。日本企業に与える影響と今すぐできる対応を紹介。

    2024-5-7

    CSRDとは。日本企業に与える影響と今すぐできる対応を紹介。

    CSRD(Corporate Sustainability Reporting Directive…

ピックアップ記事

  1. TCFD・IFRS・CSRDの移行計画とは:業界別に考える開示ポイント

    2025-7-10

    TCFD・IFRS・CSRDの移行計画とは:業界別に考える開示ポイント

    ※本記事は2024年10月の内容にGX-ETSに関する内容を追記し再掲載している。(2025年7月…
  2. 2025-7-10

    EUタクソノミーの簡素化で企業の負担軽減へ―欧州委、報告義務緩和を採択

    7月4日、欧州委員会は、EU共通の分類基準であるEUタクソノミーに関する一連の簡素化措置を採択した…
  3. 2025-7-9

    ISSB、SASB基準の包括的見直し案を公表

    7月3日、国際サステナビリティ基準審議会(ISSB)は、SASB基準の改訂案およびIFRS S2実…

““登録03へのリンク"

ページ上部へ戻る