7月14日、関西電力は、オリックスと和歌山県紀の川市で蓄電器事業を実施することで合意したと発表。2024年4月の事業開始を目指し、関西電力初となる大型蓄電池を導入する。
本事業は、調整力の供出や再生可能エネルギーの余剰電力の吸収、需給ひっ迫時の放電を可能にし、電力需給の安定化や再生可能エネルギーの導入加速に寄与する。さらに、事業開始以降は需給調整市場や日本卸電力取引所、容量市場等の電力市場での取引を通じ、電力需給の安定、および、カーボンニュートラルの実現に貢献する。
同社は今年、事業開始に向けて8月から設置工事を開始する予定だ。