スズキ、カーボンニュートラルに向けてインドに約1,500億円を投資
- 2022/3/28
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3月19日、スズキ株式会社(スズキ)はインド・ニューデリーで開催された日印経済フォーラムの中で、カーボンニュートラルの実現に向けて電気自動車(BEV)及びBEV向け車載用電池の現地生産への約1,500億円(約1,044億ルピー)の投資について、インド・グジャラート州と覚書を締結した。
今回のイベントは岸田首相の訪印に合わせて開催され、岸田首相やモディ首相をはじめ両国政府関係者らの列席のもと、スズキからは鈴木社長およびマルチ・スズキ・インディア社の鮎川社長が出席した。
スズキは18年からインドでEVの実証実験を進めるなど開発を進めてきた。インド政府は30年までに新車販売に占めるEV比率を3割に引き上げる目標を掲げており、スズキも商品投入に乗り出す予定だ。車載電池では、すでにデンソーと東芝と合弁でハイブリッド車(HV)用の電池を生産する工場を持っており、SMGでEV用、3社の合弁会社でHV用の電池を作り分けるとみられる。
【参照ページ】スズキ、インドでの電気自動車および車載用電池生産に関する覚書をグジャラート州と締結、カーボンニュートラルに向けて約1,500億円を投資