トヨタ・産総研・豊田中研、太陽光や水素などの脱炭素技術を共同研究

 

トヨタ自動車は10月12日、脱炭素社会に向け、国立研究開発法人の産業技術総合研究所(産総研)や豊田中央研究所と、エネルギー・環境領域の先端技術開発の加速と実用化に向けた共同研究の検討を開始した。

今回の共同研究では、以下の4つの項目を検討する。

  • カーボンニュートラルを実現するためのエネルギーシナリオの構築
  • カーボンニュートラルと経済合理性を両立する街のエネルギーネットワークの構築
  • 車載用高効率太陽光発電システムの開発
  • 水素を「作る、運ぶ、使う」ための要素技術の開発

福島再生可能エネルギー研究所とゼロエミッション国際共同研究センターを中心に、太陽光発電などの再生可能エネルギーや水素を含め、カーボンニュートラル実現に向けた研究を実施していく。

【参照ページ】産総研・トヨタ・豊田中研が、エネルギー・環境領域における先端技術の共同研究の検討を開始

関連記事

おすすめ記事

  1. 2025-8-14

    特別対談:TISFD運営委員・木村武氏 × シェルパCSuO中久保菜穂 「サステナビリティ情報開示の新潮流:TISFDが示す設計思想と、日本企業の対応意義を問う」(前編)

    本記事は、ESG Journal を運営するシェルパ・アンド・カンパニー株式会社のCSuOが、サス…
  2. 2025-8-14

    特別対談:TISFD運営委員・木村武氏 × シェルパCSuO中久保菜穂 「サステナビリティ情報開示の新潮流:TISFDが示す設計思想と、日本企業の対応意義を問う」(後編)

    本記事は、ESG Journal を運営するシェルパ・アンド・カンパニー株式会社のCSuOが、サス…
  3. 【新着】ESRS改訂の全体像と今後への示唆ートピック別の変更点の整理ー

    2025-8-6

    【新着】ESRS改訂の全体像と今後への示唆ートピック別の変更点の整理ー

    ※本記事は、2025年7月31日時点の情報を元に作成しています。今後の動向により内容は随時更新され…

ピックアップ記事

  1. 【特別対談】人的資本が企業価値を作るーANAが実践するサステナビリティ経営戦略に学ぶ(前編)

    2025-10-15

    【特別対談】人的資本が企業価値を作るーANAが実践するサステナビリティ経営戦略に学ぶ(前編)

    本記事は、ESG Journalを運営するシェルパ・アンド・カンパニー株式会社(以下シェルパ)のC…
  2. 【特別対談】サステナビリティ情報開示の進展が企業価値向上を実現。AI/テクノロジー活用への期待(後編)

    2025-10-15

    【特別対談】サステナビリティ情報開示の進展が企業価値向上を実現。AI/テクノロジー活用への期待(後編)

    本記事は、ESG Journalを運営するシェルパ・アンド・カンパニー株式会社(以下シェルパ)のC…
  3. AI時代のサステナビリティ情報開示のポイント ー現状チェック項目付ー

    2025-10-13

    AI時代のサステナビリティ情報開示のポイント ー現状チェック項目付ー

    サステナビリティ情報開示は、アナリスト(人間)が読むことを前提とされた構造になっているが、近年は主…

““登録01へのリンク"

ページ上部へ戻る