野村不動産投資顧問、運用REITで初のTNFD開示 自然への依存・インパクトを分析

8月26日、野村不動産投資顧問株式会社は、運用を受託するREITで、自然関連財務情報開示タスクフォース(TNFD)提言に基づく情報開示を初めて実施したと発表した。同社は2025年12月にTNFDフォーラムへ参画している。

対象は、総合型J-REITの野村不動産マスターファンド投資法人(NMF)と、総合型私募REITの野村不動産プライベート投資法人(NPR)。両REITは2026年7月、TNFDのフレームワークに基づき、資産運用事業による自然環境や生物多様性への依存・インパクトなどを開示した。

NPRの開示では、TNFDが示す「LEAPアプローチ」に沿って分析を実施。バリューチェーンを整理した上で、自然関連の依存・影響の分析ツール『ENCORE』を活用し、上流の不動産開発、直接操業に当たる不動産賃貸、下流のテナント事業活動について、自然への依存・影響を評価した。また、保有物件の立地から優先地域を特定し、自然関連のリスク・機会の重要性も評価している。

野村不動産投資顧問は、中長期的な投資主価値の向上にはサステナビリティへの取り組みが不可欠との認識を示し、野村不動産グループのサステナビリティポリシーに基づき、不動産投資運用業務全般で取り組みを進めている。

原文:TNFD(自然関連財務情報開示タスクフォース)提言に基づく開示を実施


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